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横手市(秋田県)の空き家率

秋田県横手市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.1%です。 空き家数は4,590戸、総住宅数は34,940戸です。

横手市の空き家率(2023年)

13.1%

空き家 4,590戸 / 総住宅数 34,940戸

全国平均より 0.7pt 低い全国 640位 / 1,059市区町村(高い順)

横手市の空き家データ

空き家率
13.1%
空き家数
4,590戸
総住宅数
34,940戸
全国平均(13.8%)との差
-0.7ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
640位 / 1,059市区町村
秋田県内の順位(高い順)
13位 / 15市区町村
秋田県の空き家率(15.8%)との差
-2.7ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による横手市の空き家4,590戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,860戸
賃貸用の空き家
1,480戸
売却用の空き家
190戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

横手市の空き家4,590戸のうち2,860戸、全体の62.3%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の32.2%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。セカンドハウスの割合は1.5%にとどまります。全国平均並みの空き家率なので、地域の性格は率より内訳のほうによく表れます。

腐朽・破損がある空き家

横手市の空き家4,590戸のうち、腐朽・破損があるものは1,270戸で、空き家全体の27.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,270戸
空き家数に占める割合
27.7%

空き家の27.7%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては3.6%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。人口が大きく減る見通しの地域では、傷んだ住宅の引き受け手はさらに限られていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

横手市の空き家率の推移(2008〜2023年)

横手市の空き家率は2008年の11.4%から 2023年には13.1%へ、 15年間で+1.7ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、秋田県全体は+3.1ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは−0.5ポイントで、残りの期間で+2.2ポイント動きました。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は1.5ポイントで、変化は比較的なだらかでした。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。13.1%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
横手市秋田県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.4%−1.7ポイント
2013年10.9%−0.5ポイント−2.6ポイント
2018年11.6%+0.7ポイント−2.0ポイント
2023年13.1%+1.5ポイント−0.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

横手市の人口の見通し

横手市の人口は、2024年の80,777人から2050年には47,878人(2024年比 −40.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

横手市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・秋田県内での位置づけ

横手市の空き家率は13.1%で、全国平均の13.8%より 0.7ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると640位(高いほうから約60%の位置)で、低い順では420位にあたります。

秋田県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で13位です。 秋田県全体の空き家率は15.8%で、横手市はこれより2.7ポイント低くなっています。 秋田県で空き家率が最も高いのは男鹿市(23.2%)、最も低いのは美郷町(3.6%)です。

低いほうから見れば約40%の位置で、平均をやや下回ります。秋田県内では低いほうに位置します。秋田県全体より2.7ポイント低い水準です。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。秋田県全体の空き家率で見ると、全国では中の上あたりです。2050年の推計人口は2024年比−40.7%と、需要そのものが縮んでいく見通しです。

27.7%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。売買・賃貸に出ている住宅は36.4%で、全国的にはやや少なめです。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ沖縄県与那原町(13.1%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

横手市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。人口が大きく減る見通しの地域では、時間が経つほど条件は不利になりやすくなります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。市場に出ている住宅が半分に満たない地域では、動かせる家とそうでない家の差が出ます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・秋田県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。