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平川市(青森県)の空き家率

青森県平川市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.4%です。 空き家数は1,610戸、総住宅数は12,020戸です。

平川市の空き家率(2023年)

13.4%

空き家 1,610戸 / 総住宅数 12,020戸

全国平均より 0.4pt 低い全国 615位 / 1,059市区町村(高い順)

平川市の空き家データ

空き家率
13.4%
空き家数
1,610戸
総住宅数
12,020戸
全国平均(13.8%)との差
-0.4ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
615位 / 1,059市区町村
青森県内の順位(高い順)
10位 / 14市区町村
青森県の空き家率(16.7%)との差
-3.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による平川市の空き家1,610戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,290戸
賃貸用の空き家
160戸
売却用の空き家
データなし
二次的住宅(別荘等)
160戸

平川市の空き家1,610戸のうち1,290戸、全体の80.1%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の9.9%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。別荘やセカンドハウスの比重が9.9%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。総住宅数は12,020戸で、空き家率1ポイントは120戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

平川市の空き家1,610戸のうち、腐朽・破損があるものは620戸で、空き家全体の38.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
620戸
空き家数に占める割合
38.5%

空き家の38.5%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては5.2%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。これだけの人口減が前提では、修繕して使い続ける前に需要の有無を確かめる必要があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

平川市の空き家率の推移(2008〜2023年)

平川市の空き家率は2008年の12.4%から 2023年には13.4%へ、 15年間で+1.0ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、青森県全体は+2.2ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は1.4ポイントで、変化は比較的なだらかでした。青森県全体の動きより小さい変化で、同じ都道府県のなかでは落ち着いたほうです。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。13.4%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
平川市青森県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年12.4%−0.7ポイント
2013年12.6%+0.2ポイント−0.9ポイント
2018年12.0%−0.6ポイント−1.6ポイント
2023年13.4%+1.4ポイント−0.4ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

平川市の人口の見通し

平川市の人口は、2024年の29,353人から2050年には18,103人(2024年比 −38.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

平川市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・青森県内での位置づけ

平川市の空き家率は13.4%で、全国平均の13.8%より 0.4ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると615位(高いほうから約58%の位置)で、低い順では445位にあたります。

青森県内では、14市区町村のうち空き家率が高い順で10位です。 青森県全体の空き家率は16.7%で、平川市はこれより3.3ポイント低くなっています。 青森県で空き家率が最も高いのはむつ市(20.8%)、最も低いのはおいらせ町(10.5%)です。

低いほうから見れば約42%の位置で、平均をやや下回ります。青森県内では低いほうから3分の1に入ります。青森県全体より3.3ポイント低い水準です。青森県は47都道府県のうち上位のグループにあり、都道府県単位で見ても空き家が多い地域です。青森県内で最も高いむつ市(20.8%)とは7.4ポイントの開きです。2050年の推計人口は2024年比−38.3%で、住宅の需要は明確に細っていきます。

38.5%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。市場に出ている空き家は9.9%にとどまり、売買・賃貸の実勢は統計から読み取りにくい地域です。12,020戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ三重県玉城町(13.4%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

平川市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。これだけの減少が前提なら、早めに方針を固めたほうが選択肢は広く残ります。売買・賃貸に出ている住宅がほとんどない地域では、まず動かせるかどうかを確かめるところからになります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・青森県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。