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小城市(佐賀県)の空き家率

佐賀県小城市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.7%です。 空き家数は2,180戸、総住宅数は18,650戸です。

小城市の空き家率(2023年)

11.7%

空き家 2,180戸 / 総住宅数 18,650戸

全国平均より 2.1pt 低い全国 762位 / 1,059市区町村(高い順)

小城市の空き家データ

空き家率
11.7%
空き家数
2,180戸
総住宅数
18,650戸
全国平均(13.8%)との差
-2.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
762位 / 1,059市区町村
佐賀県内の順位(高い順)
13位 / 15市区町村
佐賀県の空き家率(14.5%)との差
-2.8ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による小城市の空き家2,180戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,310戸
賃貸用の空き家
670戸
売却用の空き家
80戸
二次的住宅(別荘等)
120戸

小城市の空き家2,180戸のうち1,310戸、全体の60.1%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の30.7%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。募集中の賃貸空室は670戸で、賃貸市場としては小さな規模です。空き家の戸数としては、地区ごとの対応でも扱える水準です。

腐朽・破損がある空き家

小城市の空き家2,180戸のうち、腐朽・破損があるものは480戸で、空き家全体の22.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
480戸
空き家数に占める割合
22.0%

22.0%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。傷んだ空き家は実数で480戸あり、点検や指導の負担は軽くありません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

小城市の空き家率の推移(2008〜2023年)

小城市の空き家率は2008年の8.4%から 2023年には11.7%へ、 15年間で+3.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、佐賀県全体は+3.4ポイント動いています。

2018年の12.9%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。出発点の8.4%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
小城市佐賀県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年8.4%−4.7ポイント
2013年9.9%+1.5ポイント−3.6ポイント
2018年12.9%+3.0ポイント−0.7ポイント
2023年11.7%−1.2ポイント−2.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

小城市の人口の見通し

小城市の人口は、2024年の44,063人から2050年には34,241人(2024年比 −22.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

小城市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・佐賀県内での位置づけ

小城市の空き家率は11.7%で、全国平均の13.8%より 2.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると762位(高いほうから約72%の位置)で、低い順では298位にあたります。

佐賀県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で13位です。 佐賀県全体の空き家率は14.5%で、小城市はこれより2.8ポイント低くなっています。 佐賀県で空き家率が最も高いのは吉野ヶ里町(19.7%)、最も低いのは基山町(9.7%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。佐賀県内では低いほうに位置します。佐賀県全体より2.8ポイント低い水準です。平均より2.1ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。佐賀県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。2050年の推計人口は2024年比−22.3%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

2,180戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。22.0%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ東京都板橋区(11.7%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

小城市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。中規模の自治体では、駅や中心部からの距離で条件が大きく変わります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・佐賀県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。