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唐津市(佐賀県)の空き家率

佐賀県唐津市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.8%です。 空き家数は7,710戸、総住宅数は52,130戸です。

唐津市の空き家率(2023年)

14.8%

空き家 7,710戸 / 総住宅数 52,130戸

全国平均より 1.0pt 高い全国 497位 / 1,059市区町村(高い順)

唐津市の空き家データ

空き家率
14.8%
空き家数
7,710戸
総住宅数
52,130戸
全国平均(13.8%)との差
+1.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
497位 / 1,059市区町村
佐賀県内の順位(高い順)
5位 / 15市区町村
佐賀県の空き家率(14.5%)との差
+0.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による唐津市の空き家7,710戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
4,320戸
賃貸用の空き家
3,010戸
売却用の空き家
250戸
二次的住宅(別荘等)
130戸

唐津市の空き家7,710戸の内訳では「その他の空き家」が4,320戸(56.0%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。空き家の39.0%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。セカンドハウスの割合は1.7%にとどまります。総住宅数は52,130戸で、空き家率1ポイントは521戸に相当します。率が1ポイント動けば数百戸規模の増減です。

腐朽・破損がある空き家

唐津市の空き家7,710戸のうち、腐朽・破損があるものは1,750戸で、空き家全体の22.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,750戸
空き家数に占める割合
22.7%

22.7%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。傷んだ空き家は実数で1,750戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

唐津市の空き家率の推移(2008〜2023年)

唐津市の空き家率は2008年の11.7%から 2023年には14.8%へ、 15年間で+3.1ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、佐賀県全体は+3.4ポイント動いています。

2018年の15.8%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。2008年と比べた変化は+3.1ポイントで、住宅ストックの余り方が明らかに変わっています。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
唐津市佐賀県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.7%−1.4ポイント
2013年13.3%+1.6ポイント−0.2ポイント
2018年15.8%+2.5ポイント+2.2ポイント
2023年14.8%−1.0ポイント+1.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

唐津市の人口の見通し

唐津市の人口は、2024年の113,890人から2050年には80,289人(2024年比 −29.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

唐津市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・佐賀県内での位置づけ

唐津市の空き家率は14.8%で、全国平均の13.8%より 1.0ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると497位(高いほうから約47%の位置)で、低い順では563位にあたります。

佐賀県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で5位です。 佐賀県全体の空き家率は14.5%で、唐津市はこれより0.3ポイント高くなっています。 佐賀県で空き家率が最も高いのは吉野ヶ里町(19.7%)、最も低いのは基山町(9.7%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。佐賀県内では5位で、上位半分に位置します。佐賀県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。佐賀県内で最も高い吉野ヶ里町(19.7%)とは4.9ポイントの開きです。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。2050年の推計人口は2024年比−29.5%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。4,320戸という滞留は、地域の住宅市場の吸収力を超えかねない量です。22.7%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ石川県金沢市(14.8%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

唐津市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。52,130戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。市場に出ている住宅が半分に満たない地域では、動かせる家とそうでない家の差が出ます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・佐賀県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。