相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

熊谷市(埼玉県)の空き家率

埼玉県熊谷市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.6%です。 空き家数は13,730戸、総住宅数は94,320戸です。

熊谷市の空き家率(2023年)

14.6%

空き家 13,730戸 / 総住宅数 94,320戸

全国平均より 0.8pt 高い全国 509位 / 1,059市区町村(高い順)

熊谷市の空き家データ

空き家率
14.6%
空き家数
13,730戸
総住宅数
94,320戸
全国平均(13.8%)との差
+0.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
509位 / 1,059市区町村
埼玉県内の順位(高い順)
3位 / 53市区町村
埼玉県の空き家率(9.3%)との差
+5.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による熊谷市の空き家13,730戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
7,530戸
賃貸用の空き家
5,570戸
売却用の空き家
380戸
二次的住宅(別荘等)
250戸

熊谷市の空き家13,730戸の内訳では「その他の空き家」が7,530戸(54.8%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。売りにも貸しにも出ていない住宅は、全国でも上位の量です。空き家の40.6%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。総住宅数は94,320戸で、空き家率1ポイントは943戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

熊谷市の空き家13,730戸のうち、腐朽・破損があるものは3,660戸で、空き家全体の26.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
3,660戸
空き家数に占める割合
26.7%

26.7%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。傷んだ空き家は実数で3,660戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。総住宅数に対しては3.9%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

熊谷市の空き家率の推移(2008〜2023年)

熊谷市の空き家率は2008年の12.6%から 2023年には14.6%へ、 15年間で+2.0ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、埼玉県全体は−1.3ポイント動いています。

前回調査からは1.4ポイント上がっており、増加の流れは続いています。埼玉県全体(−1.3ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は1.6ポイントで、変化は比較的なだらかでした。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
熊谷市埼玉県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年12.6%−0.5ポイント
2013年14.2%+1.6ポイント+0.7ポイント
2018年13.2%−1.0ポイント−0.4ポイント
2023年14.6%+1.4ポイント+0.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

熊谷市の人口の見通し

熊谷市の人口は、2024年の190,927人から2050年には149,959人(2024年比 −21.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

熊谷市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・埼玉県内での位置づけ

熊谷市の空き家率は14.6%で、全国平均の13.8%より 0.8ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると509位(高いほうから約48%の位置)で、低い順では551位にあたります。

埼玉県内では、53市区町村のうち空き家率が高い順で3位です。 埼玉県全体の空き家率は9.3%で、熊谷市はこれより5.3ポイント高くなっています。 埼玉県で空き家率が最も高いのは秩父市(20.2%)、最も低いのは志木市(5.2%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。埼玉県の市区町村のなかでも指折りの高さです。埼玉県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。埼玉県全体より5.3ポイント高くなっています。埼玉県内で最も高い秩父市(20.2%)とは5.6ポイントの開きです。2050年の推計人口は2024年比−21.5%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

7,530戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。26.7%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ岐阜県北方町(14.6%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

熊谷市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。過半が行き先未定の地域では、同じ悩みを抱えた家が周囲にも多くあります。平均より空き家が多い地域では、待っていても条件がよくなる場面は多くありません。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・埼玉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。