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仙台市泉区(宮城県)の空き家率

宮城県仙台市泉区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.6%です。 空き家数は8,980戸、総住宅数は104,430戸です。

仙台市泉区の空き家率(2023年)

8.6%

空き家 8,980戸 / 総住宅数 104,430戸

全国平均より 5.2pt 低い仙台市5区中 5位(高い順)

仙台市泉区の空き家データ

空き家率
8.6%
空き家数
8,980戸
総住宅数
104,430戸
全国平均(13.8%)との差
-5.2ポイント
仙台市の空き家率(11.2%)との差
-2.6ポイント
仙台市内の順位(高い順)
5位 / 5区
全国の行政区での順位(高い順)
146位 / 175区
宮城県の空き家率(12.4%)との差
-3.8ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による仙台市泉区の空き家8,980戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,270戸
賃貸用の空き家
6,030戸
売却用の空き家
520戸
二次的住宅(別荘等)
150戸

仙台市泉区の空き家8,980戸のうち6,030戸、全体の67.1%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の25.3%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の72.9%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。空き家率8.6%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

腐朽・破損がある空き家

仙台市泉区の空き家8,980戸のうち、腐朽・破損があるものは740戸で、空き家全体の8.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
740戸
空き家数に占める割合
8.2%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.7%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

仙台市泉区の空き家率の推移(2008〜2023年)

仙台市泉区の空き家率は2008年の10.1%から 2023年には8.6%へ、 15年間で−1.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、宮城県全体は−1.2ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。2008年と比べた変化は−1.5ポイントで、当時より水準は下がっています。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは−4.1ポイントで、残りの期間で+2.6ポイント動きました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
仙台市泉区宮城県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.1%−3.0ポイント
2013年6.0%−4.1ポイント−7.5ポイント
2018年7.7%+1.7ポイント−5.9ポイント
2023年8.6%+0.9ポイント−5.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

仙台市泉区の人口の見通し

仙台市泉区の人口は、2024年の207,380人から2050年には170,724人(2024年比 −17.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

仙台市泉区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

仙台市・全国の行政区のなかでの位置づけ

仙台市泉区の空き家率は8.6%で、仙台市全体の11.2%より 2.6ポイント低くなっています。 仙台市の5区のなかでは、空き家率が高い順で5位です。 仙台市で空き家率が最も高いのは仙台市青葉区(13.4%)、最も低いのは仙台市泉区(8.6%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると146位(高いほうから約83%の位置)で、低い順では30位にあたります。 全国平均の13.8%とは5.2ポイント、宮城県全体の12.4%とは3.8ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。仙台市の5区のなかでは最も低い区です。全国平均を5.2ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.6%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−17.7%にとどまる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。72.9%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ神奈川県横浜市金沢区(8.6%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

仙台市泉区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・宮城県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。