相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

北杜市(山梨県)の将来推計人口

山梨県北杜市の人口は、2024年の住民基本台帳で45,380人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に32,364人となり、 2024年と比べて−28.7%(−13,016人)と見込まれています。

北杜市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−28.7%

2024年 45,380人 → 2050年 32,364人(−13,016人)

2050年までに減少全国 1045位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)山梨県内 18位 / 27市区町村

北杜市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
45,380人
2040年の推計人口
36,609人
2050年の推計人口
32,364人
2024年→2050年の増減率
−28.7%
2024年→2050年の増減数
−13,016人
全国順位(減少率が大きい順)
1045位 / 1,897市区町村
山梨県内の順位(減少率が大きい順)
18位 / 27市区町村
山梨県全体の増減率
−23.7%

3割前後の減少という水準です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は3.0%の増加で、直近では減少が止まっています。減少の大半は2040年までに進み、その後の10年は落ち着きます。2040年から2050年の減り方は1割弱です。2050年の人口は32,364人という規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

北杜市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

北杜市の人口は、国勢調査で2005年の48,144人が最も多く、 直近の2020年は44,053人でした。 2050年の推計値32,364人は、2005年と比べて−32.8%にあたります。

人口のピークは2005年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより8.5%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では6.9%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.3%減りました。

29,80034,80039,90045,00050,10019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年47,318人国勢調査
2000年47,888人国勢調査+1.2%
2005年48,144人国勢調査+0.5%
2010年46,968人国勢調査−2.4%
2015年45,111人国勢調査−4.0%
2020年44,053人国勢調査−2.3%
2040年36,609人将来推計−16.9%
2050年32,364人将来推計−11.6%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

北杜市の社会増減(転入 − 転出)

北杜市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が9,674人、転出が8,278人、 差し引き+1,396人でした。 直近の2024年は433人の転入超過(6年連続)です。 この6年はすべて転入超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,491人1,436人+55人
2020年1,613人1,345人+268人
2021年1,655人1,305人+350人
2022年1,599人1,464人+135人
2023年1,595人1,440人+155人
2024年1,721人1,288人+433人

6年間の社会増は人口1,000人あたり30.8人(差し引き1,396人)で、周辺から人が集まる側にあります。6年間すべてで転入が転出を上回りました。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は1,721人、転出は1,288人で、人口1,000人あたりでは37.9人と28.4人にあたります。人の動きは活発なほうです。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

北杜市の死亡数と相続の発生ペース

北杜市の死亡数は、2023年で767人でした。 2024年の人口45,380人に対して、1,000人あたり16.9人にあたります。 2018年の659人と比べると+16.4%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、北杜市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年659人
2019年697人
2020年670人
2021年674人
2022年704人
2023年767人

直近2023年の死亡数は767人、人口1,000人あたりでは16.9人で、全国的には高めの水準です。2018年と比べると死亡数は16.4%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の件数が多く、司法書士や不動産会社の扱う件数も相応です。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・山梨県内での位置づけ

北杜市の2024年→2050年の増減率は−28.7%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1045位(減少率が大きいほうから約55%の位置)で、 人口が保たれる順では853位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、北杜市はこれより 減少率が12.9ポイント大きくなっています。

山梨県内では、27市区町村のうち減少率が大きい順で18位です。 山梨県全体の増減率は−23.7%で、県内で最も減少率が大きいのは身延町(−61.0%)、 最も人口が保たれるのは昭和町(+3.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国のちょうど真ん中あたりの減り方です。山梨県内では人口が保たれるほうから3分の1に入ります。山梨県全体(−23.7%)より減少率は大きめです。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

空き家の25.6%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、まだ市場が回っています。空き家率46.1%という水準では、住宅はすでに余っている状態です。いまの空き家は別荘等の二次的住宅が中心で、人口の増減とは別の要因で動いています。流入が続く地域では、推計を上回る形で人口が保たれることもあります。増減率が近い新潟県燕市(−28.7%)の空き家率は13.0%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

北杜市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。行き先未定の空き家が少ない地域では、売る・貸すの判断はつけやすいほうです。住宅が大きく余っている地域では、複数の選択肢を同時に検討するほうが現実的です。流入が大きい地域では、賃貸需要も比較的しっかりしています。直近年の転入超過は大きく、賃貸需要は比較的しっかりしています。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・山梨県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。