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袖ケ浦市(千葉県)の空き家率

千葉県袖ケ浦市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.8%です。 空き家数は2,850戸、総住宅数は29,180戸です。

袖ケ浦市の空き家率(2023年)

9.8%

空き家 2,850戸 / 総住宅数 29,180戸

全国平均より 4.0pt 低い全国 894位 / 1,059市区町村(高い順)

袖ケ浦市の空き家データ

空き家率
9.8%
空き家数
2,850戸
総住宅数
29,180戸
全国平均(13.8%)との差
-4.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
894位 / 1,059市区町村
千葉県内の順位(高い順)
32位 / 40市区町村
千葉県の空き家率(12.3%)との差
-2.5ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による袖ケ浦市の空き家2,850戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,150戸
賃貸用の空き家
1,490戸
売却用の空き家
150戸
二次的住宅(別荘等)
50戸

袖ケ浦市の空き家2,850戸のうち1,490戸、全体の52.3%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。セカンドハウスの割合は1.8%にとどまります。実数では1,150戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。売却用は5.3%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家率が1割前後の地域では、内訳の偏りより戸数の少なさのほうが効いてきます。

腐朽・破損がある空き家

袖ケ浦市の空き家2,850戸のうち、腐朽・破損があるものは420戸で、空き家全体の14.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
420戸
空き家数に占める割合
14.7%

14.7%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で420戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。総住宅数に対しては1.4%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

袖ケ浦市の空き家率の推移(2008〜2023年)

袖ケ浦市の空き家率は2008年の11.8%から 2023年には9.8%へ、 15年間で−2.0ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、千葉県全体は−0.8ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。全国平均(+0.7ポイント)よりも緩やかな変化にとどまりました。2008年と比べた変化は−2.0ポイントで、当時より水準は下がっています。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの9.8%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
袖ケ浦市千葉県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.8%−1.3ポイント
2013年8.7%−3.1ポイント−4.8ポイント
2018年9.9%+1.2ポイント−3.7ポイント
2023年9.8%−0.1ポイント−4.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

袖ケ浦市の人口の見通し

袖ケ浦市の人口は、2024年の66,091人から2050年には62,246人(2024年比 −5.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

袖ケ浦市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・千葉県内での位置づけ

袖ケ浦市の空き家率は9.8%で、全国平均の13.8%より 4.0ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると894位(高いほうから約84%の位置)で、低い順では166位にあたります。

千葉県内では、40市区町村のうち空き家率が高い順で32位です。 千葉県全体の空き家率は12.3%で、袖ケ浦市はこれより2.5ポイント低くなっています。 千葉県で空き家率が最も高いのは勝浦市(41.0%)、最も低いのは浦安市(6.4%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。千葉県内では低いほうから3分の1に入ります。全国平均を4.0ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。千葉県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−5.8%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。1,150戸が売りにも貸しにも出ていない状態で、周辺の需要に対しては小さくない数です。2,850戸規模になると、空き家は個別の事情というより地域の傾向として現れます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ愛知県弥富市(9.8%)は複数の区分が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

袖ケ浦市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。流通が比較的活発な地域では、条件を整えれば動く可能性は残ります。行き先未定が4割を超える地域では、動かせる家から順に条件が決まっていきます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・千葉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。