千葉県四街道市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.8%です。 空き家数は4,790戸、総住宅数は44,240戸です。
四街道市の空き家率(2023年)
10.8%
空き家 4,790戸 / 総住宅数 44,240戸
総務省の区分による四街道市の空き家4,790戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。
四街道市の空き家4,790戸は、その他の空き家2,160戸・賃貸用2,150戸・売却用440戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。売却用は9.2%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。保養目的の住宅は1.0%で、無視できる範囲です。空き家の44.9%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。空き家率が1割前後の地域では、内訳の偏りより戸数の少なさのほうが効いてきます。
四街道市の空き家4,790戸のうち、腐朽・破損があるものは1,000戸で、空き家全体の20.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。
20.9%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。区分が分散しているため、傷みの有無は建物の築年数や管理の状況によって分かれます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。
四街道市の空き家率は2008年の9.6%から 2023年には10.8%へ、 15年間で+1.2ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、千葉県全体は−0.8ポイント動いています。
直近の2023年調査では前回から3.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。千葉県全体(−0.8ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。2008年時点では9.6%と、低い部類にありました。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。いまの10.8%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。
| 調査年 | 空き家率 | 前回調査比 | 全国平均との差 |
|---|---|---|---|
| 2008年 | 9.6% | — | −3.5ポイント |
| 2013年 | 9.1% | −0.5ポイント | −4.4ポイント |
| 2018年 | 7.6% | −1.5ポイント | −6.0ポイント |
| 2023年 | 10.8% | +3.2ポイント | −3.0ポイント |
住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。
四街道市の人口は、2024年の96,424人から2050年には89,822人(2024年比 −6.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。
四街道市の空き家率は10.8%で、全国平均の13.8%より 3.0ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると820位(高いほうから約77%の位置)で、低い順では240位にあたります。
千葉県内では、40市区町村のうち空き家率が高い順で27位です。 千葉県全体の空き家率は12.3%で、四街道市はこれより1.5ポイント低くなっています。 千葉県で空き家率が最も高いのは勝浦市(41.0%)、最も低いのは浦安市(6.4%)です。
下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。千葉県内では低いほうから3分の1に入ります。千葉県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。県内で最も高い勝浦市(41.0%)とは30.2ポイント離れています。2050年の推計人口は2024年比−6.8%で、人口はおおむね保たれる見通しです。
全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。20.9%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。44,240戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが442戸の重みを持ちます。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ東京都大田区(10.8%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。
空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。
区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。44,240戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。
出典
総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計
統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421
腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631
調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・千葉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。