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多度津町(香川県)の空き家率

香川県多度津町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で22.9%です。 空き家数は2,330戸、総住宅数は10,180戸です。

多度津町の空き家率(2023年)

22.9%

空き家 2,330戸 / 総住宅数 10,180戸

全国平均より 9.1pt 高い全国 120位 / 1,059市区町村(高い順)

多度津町の空き家データ

空き家率
22.9%
空き家数
2,330戸
総住宅数
10,180戸
全国平均(13.8%)との差
+9.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
120位 / 1,059市区町村
香川県内の順位(高い順)
2位 / 13市区町村
香川県の空き家率(18.6%)との差
+4.3ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による多度津町の空き家2,330戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,080戸
賃貸用の空き家
1,060戸
売却用の空き家
110戸
二次的住宅(別荘等)
90戸

多度津町の空き家2,330戸は、その他の空き家1,080戸・賃貸用1,060戸・売却用110戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。その他の空き家は、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。空き家の45.5%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の46.4%で、内訳のおおむね半分を占めます。総住宅数は10,180戸で、空き家率1ポイントは102戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

腐朽・破損がある空き家

多度津町の空き家2,330戸のうち、腐朽・破損があるものは1,420戸で、空き家全体の60.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,420戸
空き家数に占める割合
60.9%

空き家の60.9%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては13.9%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。傷んだ空き家は実数で1,420戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

多度津町の空き家率の推移(2008〜2023年)

多度津町の空き家率は2008年の18.3%から 2023年には22.9%へ、 15年間で+4.6ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、香川県全体は+2.6ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.8ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。2008年と比べた変化は+4.6ポイントで、地域の住宅事情が大きく動いたことを示します。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。22.9%という水準になると、住宅を増やすより減らす方向の議論が中心になります。

10%13.8%17.5%21.3%25%2008201320182023
多度津町香川県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年18.3%+5.2ポイント
2013年19.9%+1.6ポイント+6.4ポイント
2018年19.1%−0.8ポイント+5.5ポイント
2023年22.9%+3.8ポイント+9.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

多度津町の人口の見通し

多度津町の人口は、2024年の21,813人から2050年には16,952人(2024年比 −22.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

多度津町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・香川県内での位置づけ

多度津町の空き家率は22.9%で、全国平均の13.8%より 9.1ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると120位(高いほうから約11%の位置)で、低い順では940位にあたります。

香川県内では、13市区町村のうち空き家率が高い順で2位です。 香川県全体の空き家率は18.6%で、多度津町はこれより4.3ポイント高くなっています。 香川県で空き家率が最も高いのは善通寺市(22.9%)、最も低いのは三豊市(14.4%)です。

高いほうから2割以内に位置し、全国的にも空き家が多い地域です。香川県の市区町村のなかでも指折りの高さです。全国平均を9.1ポイント引き離しており、住宅事情の違いは明確です。22.9%という水準は、住宅そのものが余っていることを前提に考える必要があります。住宅4戸に1戸が空き家という、かなり高い密度です。2050年の推計人口は2024年比−22.3%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

60.9%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。2,330戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ福岡県嘉麻市(22.9%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

多度津町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。住宅が大きく余っている地域では、複数の選択肢を同時に検討しておくほうが現実的です。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。減少が前提の地域では、いつ動くかで結果が変わってきます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・香川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。