相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

岩出市(和歌山県)の空き家率

和歌山県岩出市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.0%です。 空き家数は2,810戸、総住宅数は25,580戸です。

岩出市の空き家率(2023年)

11.0%

空き家 2,810戸 / 総住宅数 25,580戸

全国平均より 2.8pt 低い全国 801位 / 1,059市区町村(高い順)

岩出市の空き家データ

空き家率
11.0%
空き家数
2,810戸
総住宅数
25,580戸
全国平均(13.8%)との差
-2.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
801位 / 1,059市区町村
和歌山県内の順位(高い順)
13位 / 13市区町村
和歌山県の空き家率(21.2%)との差
-10.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による岩出市の空き家2,810戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,410戸
賃貸用の空き家
1,280戸
売却用の空き家
50戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

岩出市の空き家2,810戸の内訳では「その他の空き家」が1,410戸(50.2%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。売却用は1.8%で、売買に出ている住宅は多くありません。二次的住宅が2.5%あり、居住目的以外の住宅も少し混じります。全国平均を下回る空き家率のもとでは、内訳の形は将来の変化を読む材料という位置づけです。

腐朽・破損がある空き家

岩出市の空き家2,810戸のうち、腐朽・破損があるものは320戸で、空き家全体の11.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
320戸
空き家数に占める割合
11.4%

傷みが出ている住宅は11.4%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。傷んだ空き家は実数で320戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。総住宅数に対しては1.3%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

岩出市の空き家率の推移(2008〜2023年)

岩出市の空き家率は2008年の17.9%から 2023年には11.0%へ、 15年間で−6.9ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、和歌山県全体は+3.3ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より1.1ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。和歌山県全体(+3.3ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%13.8%17.5%21.3%25%2008201320182023
岩出市和歌山県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年17.9%+4.8ポイント
2013年13.0%−4.9ポイント−0.5ポイント
2018年12.1%−0.9ポイント−1.5ポイント
2023年11.0%−1.1ポイント−2.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

岩出市の人口の見通し

岩出市の人口は、2024年の53,900人から2050年には45,396人(2024年比 −15.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

岩出市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・和歌山県内での位置づけ

岩出市の空き家率は11.0%で、全国平均の13.8%より 2.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると801位(高いほうから約76%の位置)で、低い順では259位にあたります。

和歌山県内では、13市区町村のうち空き家率が高い順で13位です。 和歌山県全体の空き家率は21.2%で、岩出市はこれより10.2ポイント低くなっています。 和歌山県で空き家率が最も高いのは白浜町(43.2%)、最も低いのは岩出市(11.0%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。和歌山県の13市区町村のなかでは、最も低い自治体です。和歌山県全体(21.2%)と比べても10.2ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。和歌山県は、47都道府県のなかで空き家率の高いほうから2位です。県内で最も高い白浜町(43.2%)とは32.2ポイント離れています。2050年の推計人口は2024年比−15.8%にとどまる見通しです。

傷んだ住宅が11.4%にとどまるぶん、手入れされた家との差はつきにくくなります。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。2,810戸規模になると、空き家は個別の事情というより地域の傾向として現れます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ兵庫県西宮市(11.0%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

岩出市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。傷みのある住宅が少ないぶん、状態のよさは当たり前とみなされやすくなります。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。この規模の自治体では、同じ条件の物件と比較されることを前提にしたほうが現実的です。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・和歌山県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。