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東温市(愛媛県)の空き家率

愛媛県東温市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.3%です。 空き家数は2,990戸、総住宅数は17,310戸です。

東温市の空き家率(2023年)

17.3%

空き家 2,990戸 / 総住宅数 17,310戸

全国平均より 3.5pt 高い全国 343位 / 1,059市区町村(高い順)

東温市の空き家データ

空き家率
17.3%
空き家数
2,990戸
総住宅数
17,310戸
全国平均(13.8%)との差
+3.5ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
343位 / 1,059市区町村
愛媛県内の順位(高い順)
11位 / 15市区町村
愛媛県の空き家率(19.8%)との差
-2.5ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による東温市の空き家2,990戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,130戸
賃貸用の空き家
1,730戸
売却用の空き家
60戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

東温市の空き家2,990戸のうち1,730戸、全体の57.9%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の59.9%で、動いている住宅が多数派です。実数では1,130戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。二次的住宅が2.3%あり、居住目的以外の住宅も少し混じります。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

東温市の空き家2,990戸のうち、腐朽・破損があるものは390戸で、空き家全体の13.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
390戸
空き家数に占める割合
13.0%

13.0%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。傷んだ空き家は実数で390戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

東温市の空き家率の推移(2008〜2023年)

東温市の空き家率は2008年の11.7%から 2023年には17.3%へ、 15年間で+5.6ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛媛県全体は+4.7ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。2008年と比べた変化は+5.6ポイントで、地域の住宅事情が大きく動いたことを示します。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。17.3%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
東温市愛媛県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.7%−1.4ポイント
2013年14.8%+3.1ポイント+1.3ポイント
2018年14.1%−0.7ポイント+0.5ポイント
2023年17.3%+3.2ポイント+3.5ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

東温市の人口の見通し

東温市の人口は、2024年の32,959人から2050年には26,330人(2024年比 −20.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

東温市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・愛媛県内での位置づけ

東温市の空き家率は17.3%で、全国平均の13.8%より 3.5ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると343位(高いほうから約32%の位置)で、低い順では717位にあたります。

愛媛県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で11位です。 愛媛県全体の空き家率は19.8%で、東温市はこれより2.5ポイント低くなっています。 愛媛県で空き家率が最も高いのは西予市(28.4%)、最も低いのは松前町(9.4%)です。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。愛媛県内では低いほうから3分の1に入ります。愛媛県は、47都道府県のなかで空き家率の高いほうから7位です。愛媛県全体より2.5ポイント低い水準です。全国平均との差は3.5ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。2050年の推計人口は2024年比−20.1%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

59.9%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。1,130戸が売りにも貸しにも出ていない状態で、周辺の需要に対しては小さくない数です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ香川県丸亀市(17.3%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

東温市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。一定数は傷んだ住宅があるため、点検して状態を示せると有利です。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛媛県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。