愛知県豊山町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.2%です。 空き家数は1,380戸、総住宅数は8,010戸です。
豊山町の空き家率(2023年)
17.2%
空き家 1,380戸 / 総住宅数 8,010戸
総務省の区分による豊山町の空き家1,380戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。
豊山町の空き家1,380戸のうち890戸、全体の64.5%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の30.4%で、内訳のなかでは控えめな比重です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。実数では420戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、地区ごとに数えられる規模です。総住宅数は8,010戸で、空き家率1ポイントは80戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。
豊山町の空き家1,380戸のうち、腐朽・破損があるものは230戸で、空き家全体の16.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。
16.7%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で230戸あり、個別に把握できる範囲です。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。
豊山町の人口は、2024年の15,984人から2050年には15,363人(2024年比 −3.9%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。
豊山町の空き家率は17.2%で、全国平均の13.8%より 3.4ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると344位(高いほうから約32%の位置)で、低い順では716位にあたります。
愛知県内では、50市区町村のうち空き家率が高い順で4位です。 愛知県全体の空き家率は11.8%で、豊山町はこれより5.4ポイント高くなっています。 愛知県で空き家率が最も高いのは南知多町(22.7%)、最も低いのは東郷町(6.2%)です。
上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。愛知県の市区町村のなかでも指折りの高さです。愛知県全体(11.8%)を5.4ポイント上回り、同じ都道府県のなかでは高い側に振れています。愛知県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。全国平均との差は3.4ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。2050年の推計人口は2024年比−3.9%で、人口はおおむね保たれる見通しです。
母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。1,380戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。行き先の決まっていない住宅は420戸で、動かす対象としてはまだ見通しの立つ量です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ静岡県沼津市(17.2%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。
空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。
募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。放置型が少数派の地域なら、周囲に似た事情の家はそれほど多くありません。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。
出典
総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計
統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421
腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631
調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。