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小矢部市(富山県)の空き家率

富山県小矢部市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.9%です。 空き家数は1,710戸、総住宅数は11,460戸です。

小矢部市の空き家率(2023年)

14.9%

空き家 1,710戸 / 総住宅数 11,460戸

全国平均より 1.1pt 高い全国 487位 / 1,059市区町村(高い順)

小矢部市の空き家データ

空き家率
14.9%
空き家数
1,710戸
総住宅数
11,460戸
全国平均(13.8%)との差
+1.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
487位 / 1,059市区町村
富山県内の順位(高い順)
6位 / 13市区町村
富山県の空き家率(14.7%)との差
+0.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による小矢部市の空き家1,710戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,010戸
賃貸用の空き家
660戸
売却用の空き家
10戸
二次的住宅(別荘等)
40戸

小矢部市の空き家1,710戸の内訳では「その他の空き家」が1,010戸(59.1%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の38.6%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。売却用は0.6%で、売り物件として出ている住宅は統計上ほとんどありません。総住宅数は11,460戸で、空き家率1ポイントは115戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

小矢部市の空き家1,710戸のうち、腐朽・破損があるものは540戸で、空き家全体の31.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
540戸
空き家数に占める割合
31.6%

空き家の31.6%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては4.7%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。これだけの人口減が前提では、修繕して使い続ける前に需要の有無を確かめる必要があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

小矢部市の空き家率の推移(2008〜2023年)

小矢部市の空き家率は2008年の13.1%から 2023年には14.9%へ、 15年間で+1.8ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、富山県全体は+2.4ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から2.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。富山県全体とほぼ同じ歩調で動いています。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
小矢部市富山県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.1%±0.0ポイント
2013年12.9%−0.2ポイント−0.6ポイント
2018年12.7%−0.2ポイント−0.9ポイント
2023年14.9%+2.2ポイント+1.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

小矢部市の人口の見通し

小矢部市の人口は、2024年の27,857人から2050年には17,263人(2024年比 −38.0%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

小矢部市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・富山県内での位置づけ

小矢部市の空き家率は14.9%で、全国平均の13.8%より 1.1ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると487位(高いほうから約46%の位置)で、低い順では573位にあたります。

富山県内では、13市区町村のうち空き家率が高い順で6位です。 富山県全体の空き家率は14.7%で、小矢部市はこれより0.2ポイント高くなっています。 富山県で空き家率が最も高いのは黒部市(19.3%)、最も低いのは立山町(8.1%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。富山県内では6位で、上位半分に位置します。富山県のなかで最も空き家率が高い黒部市(19.3%)との差は4.4ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。富山県全体では、全国の中位から下位寄りに位置します。2050年の推計人口は2024年比−38.0%で、住宅の需要は明確に細っていきます。

31.6%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。11,460戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。1,710戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ大阪府大東市(14.9%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

小矢部市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。これだけの減少が前提なら、早めに方針を固めたほうが選択肢は広く残ります。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・富山県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。