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湖南市(滋賀県)の空き家率

滋賀県湖南市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で15.0%です。 空き家数は3,890戸、総住宅数は25,960戸です。

湖南市の空き家率(2023年)

15.0%

空き家 3,890戸 / 総住宅数 25,960戸

全国平均より 1.2pt 高い全国 484位 / 1,059市区町村(高い順)

湖南市の空き家データ

空き家率
15.0%
空き家数
3,890戸
総住宅数
25,960戸
全国平均(13.8%)との差
+1.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
484位 / 1,059市区町村
滋賀県内の順位(高い順)
4位 / 15市区町村
滋賀県の空き家率(12.3%)との差
+2.7ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による湖南市の空き家3,890戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,060戸
賃貸用の空き家
1,490戸
売却用の空き家
190戸
二次的住宅(別荘等)
140戸

湖南市の空き家3,890戸の内訳では「その他の空き家」が2,060戸(53.0%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。空き家の38.3%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。売却用は4.9%で、平均よりやや多めです。平均を超える空き家率のもとでは、この内訳がどこに偏っているかが対応の分かれ目になります。

腐朽・破損がある空き家

湖南市の空き家3,890戸のうち、腐朽・破損があるものは200戸で、空き家全体の5.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
200戸
空き家数に占める割合
5.1%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で200戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.8%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

湖南市の空き家率の推移(2008〜2023年)

湖南市の空き家率は2008年の13.0%から 2023年には15.0%へ、 15年間で+2.0ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、滋賀県全体は−0.6ポイント動いています。

2018年の16.2%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。滋賀県全体(−0.6ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+2.2ポイントで、その後の動きは−0.2ポイントです。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
湖南市滋賀県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.0%−0.1ポイント
2013年15.2%+2.2ポイント+1.7ポイント
2018年16.2%+1.0ポイント+2.6ポイント
2023年15.0%−1.2ポイント+1.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

湖南市の人口の見通し

湖南市の人口は、2024年の54,065人から2050年には43,633人(2024年比 −19.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

湖南市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・滋賀県内での位置づけ

湖南市の空き家率は15.0%で、全国平均の13.8%より 1.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると484位(高いほうから約46%の位置)で、低い順では576位にあたります。

滋賀県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で4位です。 滋賀県全体の空き家率は12.3%で、湖南市はこれより2.7ポイント高くなっています。 滋賀県で空き家率が最も高いのは高島市(23.1%)、最も低いのは草津市(6.7%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。滋賀県内では上位3分の1に入ります。滋賀県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。滋賀県全体より2.7ポイント高くなっています。滋賀県内で最も高い高島市(23.1%)とは8.1ポイントの開きです。2050年の推計人口は2024年比−19.3%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。住宅が25,960戸ある地域では、率が同じでも空き家の実数は大きく違ってきます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ茨城県常陸太田市(15.0%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

湖南市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。過半が行き先未定の地域では、同じ悩みを抱えた家が周囲にも多くあります。平均より空き家が多い地域では、待っていても条件がよくなる場面は多くありません。減少が前提の地域では、いつ動くかで結果が変わってきます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・滋賀県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。