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魚津市(富山県)の空き家率

富山県魚津市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.8%です。 空き家数は3,440戸、総住宅数は19,300戸です。

魚津市の空き家率(2023年)

17.8%

空き家 3,440戸 / 総住宅数 19,300戸

全国平均より 4.0pt 高い全国 324位 / 1,059市区町村(高い順)

魚津市の空き家データ

空き家率
17.8%
空き家数
3,440戸
総住宅数
19,300戸
全国平均(13.8%)との差
+4.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
324位 / 1,059市区町村
富山県内の順位(高い順)
2位 / 13市区町村
富山県の空き家率(14.7%)との差
+3.1ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による魚津市の空き家3,440戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,040戸
賃貸用の空き家
1,160戸
売却用の空き家
110戸
二次的住宅(別荘等)
130戸

魚津市の空き家3,440戸の内訳では「その他の空き家」が2,040戸(59.3%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。空き家の33.7%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の36.9%で、流通していない住宅のほうが多い構成です。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

魚津市の空き家3,440戸のうち、腐朽・破損があるものは1,060戸で、空き家全体の30.8%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,060戸
空き家数に占める割合
30.8%

空き家の30.8%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては5.5%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

魚津市の空き家率の推移(2008〜2023年)

魚津市の空き家率は2008年の13.9%から 2023年には17.8%へ、 15年間で+3.9ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、富山県全体は+2.4ポイント動いています。

2018年の20.7%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は7.3ポイントで、変化は一気に進みました。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。17.8%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%13.8%17.5%21.3%25%2008201320182023
魚津市富山県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.9%+0.8ポイント
2013年13.4%−0.5ポイント−0.1ポイント
2018年20.7%+7.3ポイント+7.1ポイント
2023年17.8%−2.9ポイント+4.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

魚津市の人口の見通し

魚津市の人口は、2024年の38,617人から2050年には26,450人(2024年比 −31.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

魚津市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・富山県内での位置づけ

魚津市の空き家率は17.8%で、全国平均の13.8%より 4.0ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると324位(高いほうから約31%の位置)で、低い順では736位にあたります。

富山県内では、13市区町村のうち空き家率が高い順で2位です。 富山県全体の空き家率は14.7%で、魚津市はこれより3.1ポイント高くなっています。 富山県で空き家率が最も高いのは黒部市(19.3%)、最も低いのは立山町(8.1%)です。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。富山県の市区町村のなかでも指折りの高さです。富山県のなかで最も空き家率が高い黒部市(19.3%)との差は1.5ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。富山県全体より3.1ポイント高くなっています。全国平均との差は4.0ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。2050年の推計人口は2024年比−31.5%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

30.8%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。19,300戸の住宅を持つ自治体として、率と戸数のどちらで見るかで印象は変わります。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ北海道七飯町(17.8%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

魚津市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・富山県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。