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三条市(新潟県)の空き家率

新潟県三条市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.0%です。 空き家数は4,590戸、総住宅数は38,410戸です。

三条市の空き家率(2023年)

12.0%

空き家 4,590戸 / 総住宅数 38,410戸

全国平均より 1.8pt 低い全国 734位 / 1,059市区町村(高い順)

三条市の空き家データ

空き家率
12.0%
空き家数
4,590戸
総住宅数
38,410戸
全国平均(13.8%)との差
-1.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
734位 / 1,059市区町村
新潟県内の順位(高い順)
16位 / 20市区町村
新潟県の空き家率(15.3%)との差
-3.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による三条市の空き家4,590戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,900戸
賃貸用の空き家
1,290戸
売却用の空き家
350戸
二次的住宅(別荘等)
50戸

三条市の空き家4,590戸のうち2,900戸、全体の63.2%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の28.1%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売却用は7.6%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。全国平均を下回る空き家率のもとでは、内訳の形は将来の変化を読む材料という位置づけです。

腐朽・破損がある空き家

三条市の空き家4,590戸のうち、腐朽・破損があるものは760戸で、空き家全体の16.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
760戸
空き家数に占める割合
16.6%

16.6%で傷みが確認されています。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。総住宅数に対しては2.0%が傷んだ空き家にあたり、地区によっては目に入る比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

三条市の空き家率の推移(2008〜2023年)

三条市の空き家率は2008年の10.8%から 2023年には12.0%へ、 15年間で+1.2ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、新潟県全体は+3.2ポイント動いています。

前回調査からは0.3ポイント上がっており、増加の流れは続いています。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は0.8ポイントで、変化は終始なだらかでした。新潟県全体(+3.2ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
三条市新潟県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.8%−2.3ポイント
2013年10.9%+0.1ポイント−2.6ポイント
2018年11.7%+0.8ポイント−1.9ポイント
2023年12.0%+0.3ポイント−1.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

三条市の人口の見通し

三条市の人口は、2024年の91,178人から2050年には63,029人(2024年比 −30.9%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

三条市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・新潟県内での位置づけ

三条市の空き家率は12.0%で、全国平均の13.8%より 1.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると734位(高いほうから約69%の位置)で、低い順では326位にあたります。

新潟県内では、20市区町村のうち空き家率が高い順で16位です。 新潟県全体の空き家率は15.3%で、三条市はこれより3.3ポイント低くなっています。 新潟県で空き家率が最も高いのは佐渡市(28.0%)、最も低いのは南魚沼市(8.7%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。新潟県内では低いほうから3分の1に入ります。新潟県全体より3.3ポイント低い水準です。平均より1.8ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。全国平均をやや下回る水準で、極端な余剰ではありません。2050年の推計人口は2024年比−30.9%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。38,410戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが384戸の重みを持ちます。売買・賃貸に出ている住宅は35.7%で、全国的にはやや少なめです。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ栃木県鹿沼市(12.0%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

三条市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。38,410戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・新潟県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。