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阿賀野市(新潟県)の空き家率

新潟県阿賀野市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.0%です。 空き家数は2,760戸、総住宅数は16,220戸です。

阿賀野市の空き家率(2023年)

17.0%

空き家 2,760戸 / 総住宅数 16,220戸

全国平均より 3.2pt 高い全国 363位 / 1,059市区町村(高い順)

阿賀野市の空き家データ

空き家率
17.0%
空き家数
2,760戸
総住宅数
16,220戸
全国平均(13.8%)との差
+3.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
363位 / 1,059市区町村
新潟県内の順位(高い順)
6位 / 20市区町村
新潟県の空き家率(15.3%)との差
+1.7ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による阿賀野市の空き家2,760戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,090戸
賃貸用の空き家
410戸
売却用の空き家
60戸
二次的住宅(別荘等)
1,210戸

阿賀野市の空き家2,760戸には、別荘やたまに寝泊まりするための住宅(二次的住宅)が1,210戸、全体の43.8%含まれています。所有者が意図して空けている住宅なので、この割合が高い地域の空き家率をそのまま管理放棄の多さとして読むと、実態から離れます。別荘やセカンドハウスの比重は全国平均よりはっきり高く、居住目的以外の住宅が空き家数を押し上げています。空き家の14.9%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の17.0%で、流通していない住宅が大半です。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

阿賀野市の空き家2,760戸のうち、腐朽・破損があるものは590戸で、空き家全体の21.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
590戸
空き家数に占める割合
21.4%

21.4%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。総住宅数に対しては3.6%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。これだけの人口減が前提では、修繕して使い続ける前に需要の有無を確かめる必要があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

阿賀野市の空き家率の推移(2008〜2023年)

阿賀野市の空き家率は2008年の7.0%から 2023年には17.0%へ、 15年間で+10.0ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、新潟県全体は+3.2ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から5.1ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。新潟県全体(+3.2ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。別荘等を多く含むため、率の動きには保養目的の住宅の増減も混じります。17.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
阿賀野市新潟県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年7.0%−6.1ポイント
2013年9.8%+2.8ポイント−3.7ポイント
2018年11.9%+2.1ポイント−1.7ポイント
2023年17.0%+5.1ポイント+3.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

阿賀野市の人口の見通し

阿賀野市の人口は、2024年の39,165人から2050年には24,893人(2024年比 −36.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

阿賀野市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・新潟県内での位置づけ

阿賀野市の空き家率は17.0%で、全国平均の13.8%より 3.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると363位(高いほうから約34%の位置)で、低い順では697位にあたります。

新潟県内では、20市区町村のうち空き家率が高い順で6位です。 新潟県全体の空き家率は15.3%で、阿賀野市はこれより1.7ポイント高くなっています。 新潟県で空き家率が最も高いのは佐渡市(28.0%)、最も低いのは南魚沼市(8.7%)です。

高いほうから約34%の位置にあり、平均をやや上回ります。新潟県内では上位3分の1に入ります。全国平均との差は3.2ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。17.0%という水準では、買い手・借り手より住宅のほうが多い状態になります。住宅6戸に1戸前後が空き家という計算です。2050年の推計人口は2024年比−36.4%で、住宅の需要は明確に細っていきます。

市場に出ている空き家は17.0%にとどまり、売買・賃貸の実勢は統計から読み取りにくい地域です。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。1,090戸が売りにも貸しにも出ていない状態で、周辺の需要に対しては小さくない数です。二次的住宅の比重が高い地域では、人口の見通しと空き家率の関係は他の地域ほど直結しません。別荘地としての需要が続くかどうかが住宅の行き先を左右します。空き家率がほぼ同じ岐阜県飛騨市(17.0%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

阿賀野市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

別荘等が多い地域では、通年利用を前提にした買い手だけでなく、保養目的の需要も視野に入ります。これだけの減少が前提なら、早めに方針を固めたほうが選択肢は広く残ります。売買・賃貸に出ている住宅がほとんどない地域では、まず動かせるかどうかを確かめるところからになります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・新潟県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。