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士別市(北海道)の空き家率

北海道士別市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.0%です。 空き家数は1,600戸、総住宅数は9,400戸です。

士別市の空き家率(2023年)

17.0%

空き家 1,600戸 / 総住宅数 9,400戸

全国平均より 3.2pt 高い全国 361位 / 1,059市区町村(高い順)

士別市の空き家データ

空き家率
17.0%
空き家数
1,600戸
総住宅数
9,400戸
全国平均(13.8%)との差
+3.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
361位 / 1,059市区町村
北海道内の順位(高い順)
25位 / 49市区町村
北海道の空き家率(15.6%)との差
+1.4ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による士別市の空き家1,600戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
830戸
賃貸用の空き家
650戸
売却用の空き家
100戸
二次的住宅(別荘等)
10戸

士別市の空き家1,600戸の内訳では「その他の空き家」が830戸(51.9%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。別荘等はほとんど計上されていません。空き家の40.6%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。総住宅数は9,400戸で、空き家率1ポイントは94戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

腐朽・破損がある空き家

士別市の空き家1,600戸のうち、腐朽・破損があるものは410戸で、空き家全体の25.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
410戸
空き家数に占める割合
25.6%

25.6%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。人口が大幅に減る見通しのもとでは、老朽化した住宅の出口をいつ決めるかが重くのしかかります。傷んだ空き家は実数で410戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

士別市の空き家率の推移(2008〜2023年)

士別市の空き家率は2008年の9.3%から 2023年には17.0%へ、 15年間で+7.7ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、北海道全体は+1.9ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.3ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。北海道全体(+1.9ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。17.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
士別市北海道平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.3%−3.8ポイント
2013年12.2%+2.9ポイント−1.3ポイント
2018年13.7%+1.5ポイント+0.1ポイント
2023年17.0%+3.3ポイント+3.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

士別市の人口の見通し

士別市の人口は、2024年の16,440人から2050年には8,012人(2024年比 −51.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

士別市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・北海道内での位置づけ

士別市の空き家率は17.0%で、全国平均の13.8%より 3.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると361位(高いほうから約34%の位置)で、低い順では699位にあたります。

北海道内では、49市区町村のうち空き家率が高い順で25位です。 北海道全体の空き家率は15.6%で、士別市はこれより1.4ポイント高くなっています。 北海道で空き家率が最も高いのは夕張市(39.4%)、最も低いのは北広島市(7.8%)です。

高いほうから約34%の位置にあり、平均をやや上回ります。北海道内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。全国平均との差は3.2ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。17.0%という水準では、買い手・借り手より住宅のほうが多い状態になります。北海道内で最も高い水準とは22.4ポイントの開きがあり、同じ都道府県内でも幅が大きいことが分かります。2050年の推計人口は2024年比−51.3%で、住宅を必要とする世帯が大きく減る見通しです。

母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。25.6%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。1,600戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ新潟県阿賀野市(17.0%)は別荘等の二次的住宅が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

士別市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。人口が大幅に減る見通しの地域では、出口の選択肢が残っているうちに動くかどうかが分かれ目です。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・北海道内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。