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壬生町(栃木県)の空き家率

栃木県壬生町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.0%です。 空き家数は3,240戸、総住宅数は19,080戸です。

壬生町の空き家率(2023年)

17.0%

空き家 3,240戸 / 総住宅数 19,080戸

全国平均より 3.2pt 高い全国 369位 / 1,059市区町村(高い順)

壬生町の空き家データ

空き家率
17.0%
空き家数
3,240戸
総住宅数
19,080戸
全国平均(13.8%)との差
+3.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
369位 / 1,059市区町村
栃木県内の順位(高い順)
9位 / 21市区町村
栃木県の空き家率(16.9%)との差
+0.1ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による壬生町の空き家3,240戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,420戸
賃貸用の空き家
1,710戸
売却用の空き家
80戸
二次的住宅(別荘等)
20戸

壬生町の空き家3,240戸のうち1,710戸、全体の52.8%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。別荘等はほとんど計上されていません。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の55.2%で、流通は比較的活発なほうです。売却用は2.5%で、売買に出ている住宅は多くありません。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

壬生町の空き家3,240戸のうち、腐朽・破損があるものは680戸で、空き家全体の21.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
680戸
空き家数に占める割合
21.0%

21.0%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。総住宅数に対しては3.6%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

壬生町の空き家率の推移(2008〜2023年)

壬生町の空き家率は2008年の11.7%から 2023年には17.0%へ、 15年間で+5.3ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、栃木県全体は+1.9ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から4.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。栃木県全体(+1.9ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。17.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
壬生町栃木県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.7%−1.4ポイント
2013年12.8%+1.1ポイント−0.7ポイント
2018年12.8%±0.0ポイント−0.8ポイント
2023年17.0%+4.2ポイント+3.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

壬生町の人口の見通し

壬生町の人口は、2024年の38,140人から2050年には31,487人(2024年比 −17.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

壬生町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・栃木県内での位置づけ

壬生町の空き家率は17.0%で、全国平均の13.8%より 3.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると369位(高いほうから約35%の位置)で、低い順では691位にあたります。

栃木県内では、21市区町村のうち空き家率が高い順で9位です。 栃木県全体の空き家率は16.9%で、壬生町はこれより0.1ポイント高くなっています。 栃木県で空き家率が最も高いのは那須町(61.7%)、最も低いのは上三川町(6.8%)です。

高いほうから約35%の位置にあり、平均をやや上回ります。栃木県内では9位で、上位半分に位置します。県内で最も高い那須町(61.7%)とは44.7ポイント離れています。全国平均との差は3.2ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。栃木県は47都道府県のうち上位のグループにあり、都道府県単位で見ても空き家が多い地域です。2050年の推計人口は2024年比−17.4%にとどまる見通しです。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。21.0%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。19,080戸の住宅を持つ自治体として、率と戸数のどちらで見るかで印象は変わります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ茨城県阿見町(17.0%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

壬生町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。中規模の自治体では、駅や中心部からの距離で条件が大きく変わります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・栃木県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。