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那須塩原市(栃木県)の空き家率

栃木県那須塩原市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で18.4%です。 空き家数は11,390戸、総住宅数は61,870戸です。

那須塩原市の空き家率(2023年)

18.4%

空き家 11,390戸 / 総住宅数 61,870戸

全国平均より 4.6pt 高い全国 288位 / 1,059市区町村(高い順)

那須塩原市の空き家データ

空き家率
18.4%
空き家数
11,390戸
総住宅数
61,870戸
全国平均(13.8%)との差
+4.6ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
288位 / 1,059市区町村
栃木県内の順位(高い順)
7位 / 21市区町村
栃木県の空き家率(16.9%)との差
+1.5ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による那須塩原市の空き家11,390戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,850戸
賃貸用の空き家
3,400戸
売却用の空き家
320戸
二次的住宅(別荘等)
3,820戸

那須塩原市の空き家11,390戸には、別荘やたまに寝泊まりするための住宅(二次的住宅)が3,820戸、全体の33.5%含まれています。所有者が意図して空けている住宅なので、この割合が高い地域の空き家率をそのまま管理放棄の多さとして読むと、実態から離れます。別荘やセカンドハウスの比重は全国平均よりはっきり高く、居住目的以外の住宅が空き家数を押し上げています。空き家の29.9%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の33.8%で、ほかの区分と分け合う配分になります。総住宅数は61,870戸で、空き家率1ポイントは619戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

那須塩原市の空き家11,390戸のうち、腐朽・破損があるものは1,020戸で、空き家全体の9.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,020戸
空き家数に占める割合
9.0%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。二次的住宅を多く含む地域では、使用頻度が低くても所有者の管理が続いている住宅が混じります。傷んだ空き家は実数で1,020戸あり、面的な対策が前提になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

那須塩原市の空き家率の推移(2008〜2023年)

那須塩原市の空き家率は2008年の18.0%から 2023年には18.4%へ、 15年間で+0.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、栃木県全体は+1.9ポイント動いています。

2013年の19.7%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年の段階で18.0%と、当時から全国平均を大きく上回っていました。2008年と比べた変化は+0.4ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。別荘等を多く含むため、率の動きには保養目的の住宅の増減も混じります。18.4%になると、住宅ストックの余剰が意識される段階に入ります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
那須塩原市栃木県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年18.0%+4.9ポイント
2013年19.7%+1.7ポイント+6.2ポイント
2018年19.5%−0.2ポイント+5.9ポイント
2023年18.4%−1.1ポイント+4.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

那須塩原市の人口の見通し

那須塩原市の人口は、2024年の115,611人から2050年には95,216人(2024年比 −17.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

那須塩原市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・栃木県内での位置づけ

那須塩原市の空き家率は18.4%で、全国平均の13.8%より 4.6ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると288位(高いほうから約27%の位置)で、低い順では772位にあたります。

栃木県内では、21市区町村のうち空き家率が高い順で7位です。 栃木県全体の空き家率は16.9%で、那須塩原市はこれより1.5ポイント高くなっています。 栃木県で空き家率が最も高いのは那須町(61.7%)、最も低いのは上三川町(6.8%)です。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。栃木県内では7位で、上位半分に位置します。全国平均を4.6ポイント引き離しており、誤差の範囲では説明できない差です。18.4%では住宅は選ばれる側になり、条件の悪い物件は動きにくくなります。県内で最も高い那須町(61.7%)とは43.3ポイント離れています。2050年の推計人口は2024年比−17.6%にとどまる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。11,390戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。二次的住宅の比重が高い地域では、人口の見通しと空き家率の関係は他の地域ほど直結しません。別荘地としての需要が続くかどうかが住宅の行き先を左右します。空き家率がほぼ同じ鹿児島県姶良市(18.4%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

那須塩原市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

別荘等が多い地域では、通年利用を前提にした買い手だけでなく、保養目的の需要も視野に入ります。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。この水準の地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくと話が進みます。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・栃木県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。