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鹿沼市(栃木県)の空き家率

栃木県鹿沼市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.0%です。 空き家数は4,950戸、総住宅数は41,420戸です。

鹿沼市の空き家率(2023年)

12.0%

空き家 4,950戸 / 総住宅数 41,420戸

全国平均より 1.8pt 低い全国 733位 / 1,059市区町村(高い順)

鹿沼市の空き家データ

空き家率
12.0%
空き家数
4,950戸
総住宅数
41,420戸
全国平均(13.8%)との差
-1.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
733位 / 1,059市区町村
栃木県内の順位(高い順)
18位 / 21市区町村
栃木県の空き家率(16.9%)との差
-4.9ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による鹿沼市の空き家4,950戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,540戸
賃貸用の空き家
2,040戸
売却用の空き家
130戸
二次的住宅(別荘等)
250戸

鹿沼市の空き家4,950戸の内訳では「その他の空き家」が2,540戸(51.3%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。空き家の41.2%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。売りにも貸しにも出ていない住宅は、対策の対象としてはまとまった量です。全国平均を下回る空き家率のもとでは、内訳の形は将来の変化を読む材料という位置づけです。

腐朽・破損がある空き家

鹿沼市の空き家4,950戸のうち、腐朽・破損があるものは760戸で、空き家全体の15.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
760戸
空き家数に占める割合
15.4%

15.4%で傷みが確認されています。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。総住宅数に対しては1.8%が傷んだ空き家にあたり、地区によっては目に入る比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

鹿沼市の空き家率の推移(2008〜2023年)

鹿沼市の空き家率は2008年の13.0%から 2023年には12.0%へ、 15年間で−1.0ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、栃木県全体は+1.9ポイント動いています。

2018年の14.6%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。栃木県全体(+1.9ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。2008年と比べた変化は−1.0ポイントで、当時より水準は下がっています。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
鹿沼市栃木県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.0%−0.1ポイント
2013年13.0%±0.0ポイント−0.5ポイント
2018年14.6%+1.6ポイント+1.0ポイント
2023年12.0%−2.6ポイント−1.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

鹿沼市の人口の見通し

鹿沼市の人口は、2024年の92,895人から2050年には64,621人(2024年比 −30.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

鹿沼市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・栃木県内での位置づけ

鹿沼市の空き家率は12.0%で、全国平均の13.8%より 1.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると733位(高いほうから約69%の位置)で、低い順では327位にあたります。

栃木県内では、21市区町村のうち空き家率が高い順で18位です。 栃木県全体の空き家率は16.9%で、鹿沼市はこれより4.9ポイント低くなっています。 栃木県で空き家率が最も高いのは那須町(61.7%)、最も低いのは上三川町(6.8%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。栃木県内では低いほうに位置します。栃木県全体(16.9%)と比べても4.9ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。県内で最も高い那須町(61.7%)とは49.7ポイント離れています。平均より1.8ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。2050年の推計人口は2024年比−30.4%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。41,420戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが414戸の重みを持ちます。2,540戸が止まっている以上、売り出しの時期が重なれば条件は下がりやすくなります。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ島根県出雲市(12.0%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

鹿沼市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。41,420戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。傷んだ住宅が一定の割合を占める地域では、修繕にいくらかかるかを先に把握しておくと判断が早まります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・栃木県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。