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阿見町(茨城県)の空き家率

茨城県阿見町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で17.0%です。 空き家数は4,410戸、総住宅数は25,970戸です。

阿見町の空き家率(2023年)

17.0%

空き家 4,410戸 / 総住宅数 25,970戸

全国平均より 3.2pt 高い全国 368位 / 1,059市区町村(高い順)

阿見町の空き家データ

空き家率
17.0%
空き家数
4,410戸
総住宅数
25,970戸
全国平均(13.8%)との差
+3.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
368位 / 1,059市区町村
茨城県内の順位(高い順)
9位 / 41市区町村
茨城県の空き家率(14.1%)との差
+2.9ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による阿見町の空き家4,410戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,510戸
賃貸用の空き家
2,860戸
売却用の空き家
データなし
二次的住宅(別荘等)
40戸

阿見町の空き家4,410戸のうち2,860戸、全体の64.9%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。保養目的の住宅は0.9%で、無視できる範囲です。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の34.2%で、ほかの区分と分け合う配分になります。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

阿見町の空き家4,410戸のうち、腐朽・破損があるものは280戸で、空き家全体の6.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
280戸
空き家数に占める割合
6.3%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては1.1%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。傷んだ空き家は実数で280戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

阿見町の空き家率の推移(2008〜2023年)

阿見町の空き家率は2008年の14.8%から 2023年には17.0%へ、 15年間で+2.2ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、茨城県全体は−0.4ポイント動いています。

2018年の18.3%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。茨城県全体(−0.4ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。調査開始時点で14.8%あり、最近になって始まった問題ではありません。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。17.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
阿見町茨城県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年14.8%+1.7ポイント
2013年16.6%+1.8ポイント+3.1ポイント
2018年18.3%+1.7ポイント+4.7ポイント
2023年17.0%−1.3ポイント+3.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

阿見町の人口の見通し

阿見町の人口は、2024年の49,643人から2050年には43,596人(2024年比 −12.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

阿見町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・茨城県内での位置づけ

阿見町の空き家率は17.0%で、全国平均の13.8%より 3.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると368位(高いほうから約35%の位置)で、低い順では692位にあたります。

茨城県内では、41市区町村のうち空き家率が高い順で9位です。 茨城県全体の空き家率は14.1%で、阿見町はこれより2.9ポイント高くなっています。 茨城県で空き家率が最も高いのは鹿嶋市(20.6%)、最も低いのは守谷市(6.4%)です。

高いほうから約35%の位置にあり、平均をやや上回ります。茨城県内では上位3分の1に入ります。茨城県のなかで最も空き家率が高い鹿嶋市(20.6%)との差は3.6ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。茨城県全体より2.9ポイント高くなっています。全国平均との差は3.2ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。2050年の推計人口は2024年比−12.2%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。64.9%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ栃木県壬生町(17.0%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

阿見町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・茨城県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。