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下妻市(茨城県)の空き家率

茨城県下妻市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.4%です。 空き家数は2,690戸、総住宅数は18,640戸です。

下妻市の空き家率(2023年)

14.4%

空き家 2,690戸 / 総住宅数 18,640戸

全国平均より 0.6pt 高い全国 520位 / 1,059市区町村(高い順)

下妻市の空き家データ

空き家率
14.4%
空き家数
2,690戸
総住宅数
18,640戸
全国平均(13.8%)との差
+0.6ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
520位 / 1,059市区町村
茨城県内の順位(高い順)
22位 / 41市区町村
茨城県の空き家率(14.1%)との差
+0.3ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による下妻市の空き家2,690戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,270戸
賃貸用の空き家
1,350戸
売却用の空き家
30戸
二次的住宅(別荘等)
40戸

下妻市の空き家2,690戸のうち1,350戸、全体の50.2%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。セカンドハウスの割合は1.5%にとどまります。売却用は1.1%で、売り物件として出ている住宅は統計上ほとんどありません。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の47.2%で、内訳のおおむね半分を占めます。総住宅数は18,640戸で、空き家率1ポイントは186戸に相当します。率の変化は百戸単位の話になります。

腐朽・破損がある空き家

下妻市の空き家2,690戸のうち、腐朽・破損があるものは390戸で、空き家全体の14.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
390戸
空き家数に占める割合
14.5%

14.5%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。傷んだ空き家は実数で390戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

下妻市の空き家率の推移(2008〜2023年)

下妻市の空き家率は2008年の16.7%から 2023年には14.4%へ、 15年間で−2.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、茨城県全体は−0.4ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より1.5ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。全国平均(+0.7ポイント)よりも緩やかな変化にとどまりました。2008年と比べた変化は−2.3ポイントで、当時より水準は下がっています。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
下妻市茨城県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年16.7%+3.6ポイント
2013年15.0%−1.7ポイント+1.5ポイント
2018年15.9%+0.9ポイント+2.3ポイント
2023年14.4%−1.5ポイント+0.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

下妻市の人口の見通し

下妻市の人口は、2024年の42,071人から2050年には30,931人(2024年比 −26.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

下妻市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・茨城県内での位置づけ

下妻市の空き家率は14.4%で、全国平均の13.8%より 0.6ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると520位(高いほうから約49%の位置)で、低い順では540位にあたります。

茨城県内では、41市区町村のうち空き家率が高い順で22位です。 茨城県全体の空き家率は14.1%で、下妻市はこれより0.3ポイント高くなっています。 茨城県で空き家率が最も高いのは鹿嶋市(20.6%)、最も低いのは守谷市(6.4%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。茨城県内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。茨城県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。茨城県内で最も高い鹿嶋市(20.6%)とは6.2ポイントの開きです。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。2050年の推計人口は2024年比−26.5%という減り方が見込まれています。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。傷みのある住宅が一定数あるため、状態を保っているかどうかが比較の分かれ目になります。18,640戸の住宅を持つ自治体として、率と戸数のどちらで見るかで印象は変わります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ佐賀県嬉野市(14.4%)は複数の区分が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

下妻市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。一定数は傷んだ住宅があるため、点検して状態を示せると有利です。人口減が見込まれる地域では、待つほど条件がよくなる場面は限られます。中規模の自治体では、駅や中心部からの距離で条件が大きく変わります。平均より空き家が多い地域では、待っていても条件がよくなる場面は多くありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・茨城県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。