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ひたちなか市(茨城県)の空き家率

茨城県ひたちなか市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.5%です。 空き家数は9,440戸、総住宅数は75,630戸です。

ひたちなか市の空き家率(2023年)

12.5%

空き家 9,440戸 / 総住宅数 75,630戸

全国平均より 1.3pt 低い全国 697位 / 1,059市区町村(高い順)

ひたちなか市の空き家データ

空き家率
12.5%
空き家数
9,440戸
総住宅数
75,630戸
全国平均(13.8%)との差
-1.3ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
697位 / 1,059市区町村
茨城県内の順位(高い順)
28位 / 41市区町村
茨城県の空き家率(14.1%)との差
-1.6ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分によるひたちなか市の空き家9,440戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,590戸
賃貸用の空き家
5,440戸
売却用の空き家
130戸
二次的住宅(別荘等)
280戸

ひたちなか市の空き家9,440戸のうち5,440戸、全体の57.6%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売却用は1.4%で、売り物件として出ている住宅は統計上ほとんどありません。実数では3,590戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、面での取り組みが前提になる量です。募集中の賃貸空室について見ると、借り手の選択肢はかなり多くなります。総住宅数は75,630戸で、空き家率1ポイントは756戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

ひたちなか市の空き家9,440戸のうち、腐朽・破損があるものは1,820戸で、空き家全体の19.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,820戸
空き家数に占める割合
19.3%

19.3%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。傷んだ空き家は実数で1,820戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

ひたちなか市の空き家率の推移(2008〜2023年)

ひたちなか市の空き家率は2008年の11.5%から 2023年には12.5%へ、 15年間で+1.0ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、茨城県全体は−0.4ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は0.9ポイントで、変化は比較的なだらかでした。県全体の動きをやや上回るペースでした。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
ひたちなか市茨城県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.5%−1.6ポイント
2013年11.4%−0.1ポイント−2.1ポイント
2018年12.3%+0.9ポイント−1.3ポイント
2023年12.5%+0.2ポイント−1.3ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

ひたちなか市の人口の見通し

ひたちなか市の人口は、2024年の154,647人から2050年には132,531人(2024年比 −14.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

ひたちなか市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・茨城県内での位置づけ

ひたちなか市の空き家率は12.5%で、全国平均の13.8%より 1.3ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると697位(高いほうから約66%の位置)で、低い順では363位にあたります。

茨城県内では、41市区町村のうち空き家率が高い順で28位です。 茨城県全体の空き家率は14.1%で、ひたちなか市はこれより1.6ポイント低くなっています。 茨城県で空き家率が最も高いのは鹿嶋市(20.6%)、最も低いのは守谷市(6.4%)です。

低いほうから見れば約34%の位置で、平均をやや下回ります。茨城県内では低いほうから3分の1に入ります。平均より1.3ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。茨城県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。全国平均をやや下回る水準で、極端な余剰ではありません。2050年の推計人口は2024年比−14.3%にとどまる見通しです。

都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。9,440戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ京都府京都市(12.5%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

ひたちなか市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・茨城県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。