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中央区(東京都)の空き家率

東京都中央区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.0%です。 空き家数は11,720戸、総住宅数は106,070戸です。

中央区の空き家率(2023年)

11.0%

空き家 11,720戸 / 総住宅数 106,070戸

全国平均より 2.8pt 低い全国 797位 / 1,059市区町村(高い順)

中央区の空き家データ

空き家率
11.0%
空き家数
11,720戸
総住宅数
106,070戸
全国平均(13.8%)との差
-2.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
797位 / 1,059市区町村
東京都内の順位(高い順)
23位 / 51市区町村
東京都の空き家率(10.9%)との差
+0.1ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による中央区の空き家11,720戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
5,410戸
賃貸用の空き家
5,830戸
売却用の空き家
340戸
二次的住宅(別荘等)
130戸

中央区の空き家11,720戸では、賃貸用の空室が5,830戸(49.7%)と最も多い区分です。募集中の空室が目立つ一方で、行き先が決まっていない住宅も一定数あり、賃貸市場の状況と住宅の放置が混じった内訳になっています。保養目的の住宅は1.1%で、無視できる範囲です。実数では5,410戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、全国でも上位の量です。募集中の賃貸空室について見ると、借り手の選択肢はかなり多くなります。総住宅数は106,070戸で、空き家率1ポイントは1,061戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

中央区の空き家11,720戸のうち、腐朽・破損があるものは410戸で、空き家全体の3.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
410戸
空き家数に占める割合
3.5%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.4%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。人口が増える見通しの地域では、傷んだ住宅も建て替えや売却で入れ替わる余地が残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

中央区の空き家率の推移(2008〜2023年)

中央区の空き家率は2008年の25.4%から 2023年には11.0%へ、 15年間で−14.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、東京都全体は−0.2ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より0.9ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。東京都全体(−0.2ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。募集中の空室が多いぶん、アパートの新築や取り壊しでも率は動きます。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%15%20%25%30%2008201320182023
中央区東京都平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年25.4%+12.3ポイント
2013年10.6%−14.8ポイント−2.9ポイント
2018年11.9%+1.3ポイント−1.7ポイント
2023年11.0%−0.9ポイント−2.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

中央区の人口の見通し

中央区の人口は、2024年の187,404人から2050年には210,897人(2024年比 +12.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

中央区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・東京都内での位置づけ

中央区の空き家率は11.0%で、全国平均の13.8%より 2.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると797位(高いほうから約75%の位置)で、低い順では263位にあたります。

東京都内では、51市区町村のうち空き家率が高い順で23位です。 東京都全体の空き家率は10.9%で、中央区はこれより0.1ポイント高くなっています。 東京都で空き家率が最も高いのは豊島区(13.9%)、最も低いのは日の出町(6.9%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。東京都内では23位で、上位半分に位置します。東京都は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。東京都のなかで最も空き家率が高い豊島区(13.9%)との差は2.9ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。平均より2.8ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。人口は2050年に向けて増える見通し(2024年比+12.5%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。5,410戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。募集中の空室と行き先未定の住宅が併存する地域では、貸すか売るかで結果が分かれやすくなります。空き家率がほぼ同じ神奈川県座間市(11.0%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

中央区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

貸すか売るかで結果が分かれやすい地域なので、両方の試算を並べてから決めると失敗が減ります。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・東京都内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。