相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

那覇市(沖縄県)の空き家率

沖縄県那覇市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.7%です。 空き家数は15,810戸、総住宅数は163,050戸です。

那覇市の空き家率(2023年)

9.7%

空き家 15,810戸 / 総住宅数 163,050戸

全国平均より 4.1pt 低い全国 899位 / 1,059市区町村(高い順)

那覇市の空き家データ

空き家率
9.7%
空き家数
15,810戸
総住宅数
163,050戸
全国平均(13.8%)との差
-4.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
899位 / 1,059市区町村
沖縄県内の順位(高い順)
7位 / 19市区町村
沖縄県の空き家率(9.4%)との差
+0.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による那覇市の空き家15,810戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,780戸
賃貸用の空き家
11,280戸
売却用の空き家
350戸
二次的住宅(別荘等)
400戸

那覇市の空き家15,810戸のうち11,280戸、全体の71.3%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の23.9%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の73.6%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。総住宅数は163,050戸で、空き家率1ポイントは1,631戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

那覇市の空き家15,810戸のうち、腐朽・破損があるものは4,460戸で、空き家全体の28.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
4,460戸
空き家数に占める割合
28.2%

空き家の28.2%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。傷んだ空き家は実数で4,460戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

那覇市の空き家率の推移(2008〜2023年)

那覇市の空き家率は2008年の12.7%から 2023年には9.7%へ、 15年間で−3.0ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、沖縄県全体は−0.8ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より0.6ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−3.0ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの9.7%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
那覇市沖縄県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年12.7%−0.4ポイント
2013年10.8%−1.9ポイント−2.7ポイント
2018年10.3%−0.5ポイント−3.3ポイント
2023年9.7%−0.6ポイント−4.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

那覇市の人口の見通し

那覇市の人口は、2024年の313,424人から2050年には280,108人(2024年比 −10.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

那覇市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・沖縄県内での位置づけ

那覇市の空き家率は9.7%で、全国平均の13.8%より 4.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると899位(高いほうから約85%の位置)で、低い順では161位にあたります。

沖縄県内では、19市区町村のうち空き家率が高い順で7位です。 沖縄県全体の空き家率は9.4%で、那覇市はこれより0.3ポイント高くなっています。 沖縄県で空き家率が最も高いのは宮古島市(15.2%)、最も低いのは中城村(3.9%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。沖縄県内では7位で、上位半分に位置します。全国平均を4.1ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。沖縄県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−10.6%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

28.2%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。15,810戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ宮崎県門川町(9.7%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

那覇市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・沖縄県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。