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北谷町(沖縄県)の空き家率

沖縄県北谷町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.3%です。 空き家数は1,720戸、総住宅数は15,220戸です。

北谷町の空き家率(2023年)

11.3%

空き家 1,720戸 / 総住宅数 15,220戸

全国平均より 2.5pt 低い全国 782位 / 1,059市区町村(高い順)

北谷町の空き家データ

空き家率
11.3%
空き家数
1,720戸
総住宅数
15,220戸
全国平均(13.8%)との差
-2.5ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
782位 / 1,059市区町村
沖縄県内の順位(高い順)
4位 / 19市区町村
沖縄県の空き家率(9.4%)との差
+1.9ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による北谷町の空き家1,720戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
330戸
賃貸用の空き家
690戸
売却用の空き家
データなし
二次的住宅(別荘等)
690戸

北谷町の空き家1,720戸には、別荘やたまに寝泊まりするための住宅(二次的住宅)が690戸、全体の40.1%含まれています。所有者が意図して空けている住宅なので、この割合が高い地域の空き家率をそのまま管理放棄の多さとして読むと、実態から離れます。別荘やセカンドハウスの比重は全国平均よりはっきり高く、居住目的以外の住宅が空き家数を押し上げています。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の19.2%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。総住宅数は15,220戸で、空き家率1ポイントは152戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

北谷町の空き家1,720戸のうち、腐朽・破損があるものは90戸で、空き家全体の5.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
90戸
空き家数に占める割合
5.2%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で90戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.6%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

北谷町の空き家率の推移(2008〜2023年)

北谷町の空き家率は2008年の6.6%から 2023年には11.3%へ、 15年間で+4.7ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、沖縄県全体は−0.8ポイント動いています。

2018年の14.0%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。沖縄県全体(−0.8ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。別荘等を多く含むため、率の動きには保養目的の住宅の増減も混じります。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
北谷町沖縄県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年6.6%−6.5ポイント
2013年7.7%+1.1ポイント−5.8ポイント
2018年14.0%+6.3ポイント+0.4ポイント
2023年11.3%−2.7ポイント−2.5ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

北谷町の人口の見通し

北谷町の人口は、2024年の29,259人から2050年には26,454人(2024年比 −9.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

北谷町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・沖縄県内での位置づけ

北谷町の空き家率は11.3%で、全国平均の13.8%より 2.5ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると782位(高いほうから約74%の位置)で、低い順では278位にあたります。

沖縄県内では、19市区町村のうち空き家率が高い順で4位です。 沖縄県全体の空き家率は9.4%で、北谷町はこれより1.9ポイント高くなっています。 沖縄県で空き家率が最も高いのは宮古島市(15.2%)、最も低いのは中城村(3.9%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。沖縄県内では上位3分の1に入ります。沖縄県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。沖縄県のなかで最も空き家率が高い宮古島市(15.2%)との差は3.9ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。平均より2.5ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。2050年の推計人口は2024年比−9.6%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。行き先の決まっていない住宅は330戸で、動かす対象としてはまだ見通しの立つ量です。15,220戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。二次的住宅の比重が高い地域では、人口の見通しと空き家率の関係は他の地域ほど直結しません。別荘地としての需要が続くかどうかが住宅の行き先を左右します。空き家率がほぼ同じ東京都狛江市(11.3%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

北谷町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

別荘等が多い地域では、通年利用を前提にした買い手だけでなく、保養目的の需要も視野に入ります。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・沖縄県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。