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府中市(東京都)の空き家率

東京都府中市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.0%です。 空き家数は18,470戸、総住宅数は142,390戸です。

府中市の空き家率(2023年)

13.0%

空き家 18,470戸 / 総住宅数 142,390戸

全国平均より 0.8pt 低い全国 651位 / 1,059市区町村(高い順)

府中市の空き家データ

空き家率
13.0%
空き家数
18,470戸
総住宅数
142,390戸
全国平均(13.8%)との差
-0.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
651位 / 1,059市区町村
東京都内の順位(高い順)
5位 / 51市区町村
東京都の空き家率(10.9%)との差
+2.1ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による府中市の空き家18,470戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
4,960戸
賃貸用の空き家
12,900戸
売却用の空き家
540戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

府中市の空き家18,470戸のうち12,900戸、全体の69.8%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の26.9%で、内訳のなかでは控えめな比重です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の72.8%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。総住宅数は142,390戸で、空き家率1ポイントは1,424戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

府中市の空き家18,470戸のうち、腐朽・破損があるものは2,660戸で、空き家全体の14.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
2,660戸
空き家数に占める割合
14.4%

14.4%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。傷んだ空き家は実数で2,660戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。人口がほぼ横ばいで推移する見通しであれば、住宅の需要も大きくは崩れません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

府中市の空き家率の推移(2008〜2023年)

府中市の空き家率は2008年の11.0%から 2023年には13.0%へ、 15年間で+2.0ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、東京都全体は−0.2ポイント動いています。

前回調査からは1.6ポイント上がっており、増加の流れは続いています。東京都全体(−0.2ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は1.6ポイントで、変化は比較的なだらかでした。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。13.0%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
府中市東京都平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.0%−2.1ポイント
2013年12.0%+1.0ポイント−1.5ポイント
2018年11.4%−0.6ポイント−2.2ポイント
2023年13.0%+1.6ポイント−0.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

府中市の人口の見通し

府中市の人口は、2024年の260,998人から2050年には260,163人(2024年比 −0.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

府中市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・東京都内での位置づけ

府中市の空き家率は13.0%で、全国平均の13.8%より 0.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると651位(高いほうから約61%の位置)で、低い順では409位にあたります。

東京都内では、51市区町村のうち空き家率が高い順で5位です。 東京都全体の空き家率は10.9%で、府中市はこれより2.1ポイント高くなっています。 東京都で空き家率が最も高いのは豊島区(13.9%)、最も低いのは日の出町(6.9%)です。

低いほうから見れば約39%の位置で、平均をやや下回ります。東京都の市区町村のなかでも指折りの高さです。東京都は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。東京都のなかで最も空き家率が高い豊島区(13.9%)との差は0.9ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。東京都全体を2.1ポイント上回ります。2050年の推計人口は2024年比−0.3%と、ほぼ横ばいで推移する見通しです。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。18,470戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。72.8%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ福岡県苅田町(13.0%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

府中市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口が横ばいで推移する見通しの地域では、時間をかけて条件を探る余地もあります。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。放置型が少数派の地域なら、周囲に似た事情の家はそれほど多くありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・東京都内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。