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福島市(福島県)の空き家率

福島県福島市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.0%です。 空き家数は18,080戸、総住宅数は139,600戸です。

福島市の空き家率(2023年)

13.0%

空き家 18,080戸 / 総住宅数 139,600戸

全国平均より 0.8pt 低い全国 656位 / 1,059市区町村(高い順)

福島市の空き家データ

空き家率
13.0%
空き家数
18,080戸
総住宅数
139,600戸
全国平均(13.8%)との差
-0.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
656位 / 1,059市区町村
福島県内の順位(高い順)
13位 / 18市区町村
福島県の空き家率(15.2%)との差
-2.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による福島市の空き家18,080戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
7,230戸
賃貸用の空き家
9,900戸
売却用の空き家
540戸
二次的住宅(別荘等)
410戸

福島市の空き家18,080戸のうち9,900戸、全体の54.8%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。実数では7,230戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、全国でも上位の量です。募集中の賃貸空室について見ると、都市部ならではの規模です。二次的住宅が2.3%あり、居住目的以外の住宅も少し混じります。総住宅数は139,600戸で、空き家率1ポイントは1,396戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

福島市の空き家18,080戸のうち、腐朽・破損があるものは4,260戸で、空き家全体の23.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
4,260戸
空き家数に占める割合
23.6%

23.6%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。傷んだ空き家は実数で4,260戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

福島市の空き家率の推移(2008〜2023年)

福島市の空き家率は2008年の13.5%から 2023年には13.0%へ、 15年間で−0.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、福島県全体は+2.2ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。福島県全体(+2.2ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。2008年と比べた変化は−0.5ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。13.0%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
福島市福島県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.5%+0.4ポイント
2013年12.1%−1.4ポイント−1.4ポイント
2018年12.1%±0.0ポイント−1.5ポイント
2023年13.0%+0.9ポイント−0.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

福島市の人口の見通し

福島市の人口は、2024年の264,652人から2050年には209,049人(2024年比 −21.0%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

福島市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・福島県内での位置づけ

福島市の空き家率は13.0%で、全国平均の13.8%より 0.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると656位(高いほうから約62%の位置)で、低い順では404位にあたります。

福島県内では、18市区町村のうち空き家率が高い順で13位です。 福島県全体の空き家率は15.2%で、福島市はこれより2.2ポイント低くなっています。 福島県で空き家率が最も高いのは南相馬市(22.0%)、最も低いのは三春町(11.1%)です。

低いほうから見れば約38%の位置で、平均をやや下回ります。福島県内では低いほうから3分の1に入ります。福島県内で最も高い南相馬市(22.0%)とは9.0ポイントの開きです。福島県全体をやや下回ります。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。2050年の推計人口は2024年比−21.0%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。18,080戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。7,230戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ大阪府池田市(12.9%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

福島市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。流通が比較的活発な地域では、条件を整えれば動く可能性は残ります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・福島県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。