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会津坂下町(福島県)の空き家率

福島県会津坂下町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.1%です。 空き家数は870戸、総住宅数は6,180戸です。

会津坂下町の空き家率(2023年)

14.1%

空き家 870戸 / 総住宅数 6,180戸

全国平均より 0.3pt 高い全国 544位 / 1,059市区町村(高い順)

会津坂下町の空き家データ

空き家率
14.1%
空き家数
870戸
総住宅数
6,180戸
全国平均(13.8%)との差
+0.3ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
544位 / 1,059市区町村
福島県内の順位(高い順)
8位 / 18市区町村
福島県の空き家率(15.2%)との差
-1.1ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による会津坂下町の空き家870戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
770戸
賃貸用の空き家
100戸
売却用の空き家
10戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

会津坂下町の空き家870戸のうち770戸、全体の88.5%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の11.5%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の12.6%で、流通していない住宅が大半です。総住宅数は6,180戸で、空き家率1ポイントは62戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

腐朽・破損がある空き家

会津坂下町の空き家870戸のうち、腐朽・破損があるものは250戸で、空き家全体の28.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
250戸
空き家数に占める割合
28.7%

空き家の28.7%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。傷んだ空き家は実数で250戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては4.0%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

会津坂下町の空き家率の推移(2008〜2023年)

会津坂下町の空き家率は2008年の12.0%から 2023年には14.1%へ、 15年間で+2.1ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、福島県全体は+2.2ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から4.3ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは−1.7ポイントで、残りの期間で+3.8ポイント動きました。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は4.3ポイントで、その時期に状況が変わりました。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
会津坂下町福島県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年12.0%−1.1ポイント
2013年10.3%−1.7ポイント−3.2ポイント
2018年9.8%−0.5ポイント−3.8ポイント
2023年14.1%+4.3ポイント+0.3ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

会津坂下町の人口の見通し

会津坂下町の人口は、2024年の14,217人から2050年には8,641人(2024年比 −39.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

会津坂下町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・福島県内での位置づけ

会津坂下町の空き家率は14.1%で、全国平均の13.8%より 0.3ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると544位(高いほうから約51%の位置)で、低い順では516位にあたります。

福島県内では、18市区町村のうち空き家率が高い順で8位です。 福島県全体の空き家率は15.2%で、会津坂下町はこれより1.1ポイント低くなっています。 福島県で空き家率が最も高いのは南相馬市(22.0%)、最も低いのは三春町(11.1%)です。

全体のちょうど中間あたりに位置します。福島県内では8位で、上位半分に位置します。福島県内で最も高い南相馬市(22.0%)とは7.9ポイントの開きです。福島県全体をやや下回ります。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。2050年の推計人口は2024年比−39.2%と、需要そのものが縮んでいく見通しです。

28.7%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。870戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ秋田県湯沢市(14.1%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

会津坂下町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。人口が大きく減る見通しの地域では、時間が経つほど条件は不利になりやすくなります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・福島県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。