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菊陽町(熊本県)の空き家率

熊本県菊陽町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で6.7%です。 空き家数は1,370戸、総住宅数は20,460戸です。

菊陽町の空き家率(2023年)

6.7%

空き家 1,370戸 / 総住宅数 20,460戸

全国平均より 7.1pt 低い全国 1039位 / 1,059市区町村(高い順)

菊陽町の空き家データ

空き家率
6.7%
空き家数
1,370戸
総住宅数
20,460戸
全国平均(13.8%)との差
-7.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
1039位 / 1,059市区町村
熊本県内の順位(高い順)
20位 / 20市区町村
熊本県の空き家率(14.9%)との差
-8.2ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による菊陽町の空き家1,370戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
190戸
賃貸用の空き家
1,080戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

菊陽町の空き家1,370戸のうち1,080戸、全体の78.8%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の13.9%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の83.9%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。空き家の戸数としては、地域全体で見れば把握できる規模です。

腐朽・破損がある空き家

菊陽町の空き家1,370戸のうち、腐朽・破損があるものは70戸で、空き家全体の5.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
70戸
空き家数に占める割合
5.1%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で70戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.3%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

菊陽町の空き家率の推移(2008〜2023年)

菊陽町の空き家率は2008年の10.6%から 2023年には6.7%へ、 15年間で−3.9ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、熊本県全体は+1.5ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.3ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。熊本県全体(+1.5ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

0%3.8%7.5%11.3%15%2008201320182023
菊陽町熊本県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.6%−2.5ポイント
2013年6.4%−4.2ポイント−7.1ポイント
2018年3.4%−3.0ポイント−10.2ポイント
2023年6.7%+3.3ポイント−7.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

菊陽町の人口の見通し

菊陽町の人口は、2024年の43,761人から2050年には46,391人(2024年比 +6.0%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

菊陽町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・熊本県内での位置づけ

菊陽町の空き家率は6.7%で、全国平均の13.8%より 7.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると1039位(高いほうから約98%の位置)で、低い順では21位にあたります。

熊本県内では、20市区町村のうち空き家率が高い順で20位です。 熊本県全体の空き家率は14.9%で、菊陽町はこれより8.2ポイント低くなっています。 熊本県で空き家率が最も高いのは上天草市(26.4%)、最も低いのは菊陽町(6.7%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。熊本県の20市区町村のなかでは、最も低い自治体です。全国平均を7.1ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。6.7%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅15戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。人口は2050年に向けて増える見通し(2024年比+6.0%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。1,370戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。83.9%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ千葉県八千代市(6.7%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

菊陽町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・熊本県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。