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さいたま市浦和区(埼玉県)の空き家率

埼玉県さいたま市浦和区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で7.2%です。 空き家数は6,040戸、総住宅数は83,350戸です。

さいたま市浦和区の空き家率(2023年)

7.2%

空き家 6,040戸 / 総住宅数 83,350戸

全国平均より 6.6pt 低いさいたま市10区中 8位(高い順)

さいたま市浦和区の空き家データ

空き家率
7.2%
空き家数
6,040戸
総住宅数
83,350戸
全国平均(13.8%)との差
-6.6ポイント
さいたま市の空き家率(8.6%)との差
-1.4ポイント
さいたま市内の順位(高い順)
8位 / 10区
全国の行政区での順位(高い順)
166位 / 175区
埼玉県の空き家率(9.3%)との差
-2.1ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分によるさいたま市浦和区の空き家6,040戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,080戸
賃貸用の空き家
3,020戸
売却用の空き家
920戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

さいたま市浦和区の空き家6,040戸のうち3,020戸、全体の50.0%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売却用は15.2%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。別荘等はほとんど計上されていません。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の34.4%で、ほかの区分と分け合う配分になります。空き家率7.2%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

腐朽・破損がある空き家

さいたま市浦和区の空き家6,040戸のうち、腐朽・破損があるものは440戸で、空き家全体の7.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
440戸
空き家数に占める割合
7.3%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.5%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。人口が増える見通しの地域では、傷んだ住宅も建て替えや売却で入れ替わる余地が残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

さいたま市浦和区の空き家率の推移(2008〜2023年)

さいたま市浦和区の空き家率は2008年の9.7%から 2023年には7.2%へ、 15年間で−2.5ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、埼玉県全体は−1.3ポイント動いています。

2013年の11.3%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−2.5ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
さいたま市浦和区埼玉県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.7%−3.4ポイント
2013年11.3%+1.6ポイント−2.2ポイント
2018年8.6%−2.7ポイント−5.0ポイント
2023年7.2%−1.4ポイント−6.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

さいたま市浦和区の人口の見通し

さいたま市浦和区の人口は、2024年の169,815人から2050年には175,321人(2024年比 +3.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

さいたま市浦和区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

さいたま市・全国の行政区のなかでの位置づけ

さいたま市浦和区の空き家率は7.2%で、さいたま市全体の8.6%より 1.4ポイント低くなっています。 さいたま市の10区のなかでは、空き家率が高い順で8位です。 さいたま市で空き家率が最も高いのはさいたま市大宮区(12.5%)、最も低いのはさいたま市緑区(4.2%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると166位(高いほうから約95%の位置)で、低い順では10位にあたります。 全国平均の13.8%とは6.6ポイント、埼玉県全体の9.3%とは2.1ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

全国175行政区のうち低いほうから1割以内という少なさです。同じ市の区と比べると低いほうに位置します。全国平均を6.6ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。7.2%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅14戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。人口は2050年に向けて増える見通し(2024年比+3.2%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。65.2%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ千葉県千葉市緑区(7.3%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

さいたま市浦和区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・埼玉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。