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広島市安佐南区(広島県)の空き家率

広島県広島市安佐南区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で7.4%です。 空き家数は8,620戸、総住宅数は117,060戸です。

広島市安佐南区の空き家率(2023年)

7.4%

空き家 8,620戸 / 総住宅数 117,060戸

全国平均より 6.4pt 低い広島市8区中 8位(高い順)

広島市安佐南区の空き家データ

空き家率
7.4%
空き家数
8,620戸
総住宅数
117,060戸
全国平均(13.8%)との差
-6.4ポイント
広島市の空き家率(11.7%)との差
-4.3ポイント
広島市内の順位(高い順)
8位 / 8区
全国の行政区での順位(高い順)
164位 / 175区
広島県の空き家率(15.8%)との差
-8.4ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による広島市安佐南区の空き家8,620戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,520戸
賃貸用の空き家
5,620戸
売却用の空き家
450戸
二次的住宅(別荘等)
40戸

広島市安佐南区の空き家8,620戸のうち5,620戸、全体の65.2%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の29.2%で、内訳のなかでは控えめな比重です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の70.4%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。総住宅数は117,060戸で、空き家率1ポイントは1,171戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

広島市安佐南区の空き家8,620戸のうち、腐朽・破損があるものは900戸で、空き家全体の10.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
900戸
空き家数に占める割合
10.4%

傷みが出ている住宅は10.4%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。総住宅数に対しては0.8%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

広島市安佐南区の空き家率の推移(2008〜2023年)

広島市安佐南区の空き家率は2008年の9.8%から 2023年には7.4%へ、 15年間で−2.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、広島県全体は+1.2ポイント動いています。

2013年の11.2%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。広島県全体(+1.2ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。2008年と比べた変化は−2.4ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
広島市安佐南区広島県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.8%−3.3ポイント
2013年11.2%+1.4ポイント−2.3ポイント
2018年9.3%−1.9ポイント−4.3ポイント
2023年7.4%−1.9ポイント−6.4ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

広島市安佐南区の人口の見通し

広島市安佐南区の人口は、2024年の242,704人から2050年には231,867人(2024年比 −4.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

広島市安佐南区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

広島市・全国の行政区のなかでの位置づけ

広島市安佐南区の空き家率は7.4%で、広島市全体の11.7%より 4.3ポイント低くなっています。 広島市の8区のなかでは、空き家率が高い順で8位です。 広島市で空き家率が最も高いのは広島市中区(14.6%)、最も低いのは広島市安佐南区(7.4%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると164位(高いほうから約94%の位置)で、低い順では12位にあたります。 全国平均の13.8%とは6.4ポイント、広島県全体の15.8%とは8.4ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

全国175行政区のうち低いほうから1割以内という少なさです。広島市の8区のなかでは最も低い区です。全国平均を6.4ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。7.4%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅14戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−4.5%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。70.4%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。傷んだ住宅が10.4%にとどまるぶん、手入れされた家との差はつきにくくなります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ北海道札幌市清田区(7.4%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

広島市安佐南区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・広島県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。