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平群町(奈良県)の空き家率

奈良県平群町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で4.3%です。 空き家数は330戸、総住宅数は7,730戸です。

平群町の空き家率(2023年)

4.3%

空き家 330戸 / 総住宅数 7,730戸

全国平均より 9.5pt 低い全国 1057位 / 1,059市区町村(高い順)

平群町の空き家データ

空き家率
4.3%
空き家数
330戸
総住宅数
7,730戸
全国平均(13.8%)との差
-9.5ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
1057位 / 1,059市区町村
奈良県内の順位(高い順)
21位 / 21市区町村
奈良県の空き家率(14.6%)との差
-10.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による平群町の空き家330戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
320戸
賃貸用の空き家
データなし
売却用の空き家
10戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

平群町の空き家330戸のうち320戸、全体の97.0%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の3.0%で、流通していない住宅が大半です。売りにも貸しにも出ていない住宅は、地区ごとに数えられる規模です。総住宅数は7,730戸で、空き家率1ポイントは77戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

腐朽・破損がある空き家

平群町の空き家330戸のうち、腐朽・破損があるものは10戸で、空き家全体の3.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
10戸
空き家数に占める割合
3.0%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で10戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.1%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

平群町の空き家率の推移(2008〜2023年)

平群町の空き家率は2008年の8.6%から 2023年には4.3%へ、 15年間で−4.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、奈良県全体は+0.1ポイント動いています。

2013年の11.3%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。奈良県全体(+0.1ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

0%3.8%7.5%11.3%15%2008201320182023
平群町奈良県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年8.6%−4.5ポイント
2013年11.3%+2.7ポイント−2.2ポイント
2018年11.1%−0.2ポイント−2.5ポイント
2023年4.3%−6.8ポイント−9.5ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

平群町の人口の見通し

平群町の人口は、2024年の18,142人から2050年には11,017人(2024年比 −39.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

平群町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・奈良県内での位置づけ

平群町の空き家率は4.3%で、全国平均の13.8%より 9.5ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると1057位(高いほうから約100%の位置)で、低い順では3位にあたります。

奈良県内では、21市区町村のうち空き家率が高い順で21位です。 奈良県全体の空き家率は14.6%で、平群町はこれより10.3ポイント低くなっています。 奈良県で空き家率が最も高いのは五條市(28.6%)、最も低いのは平群町(4.3%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。奈良県の21市区町村のなかでは、最も低い自治体です。全国平均を9.5ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。4.3%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅23戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−39.3%と、需要そのものが縮んでいく見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。330戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ沖縄県中城村(3.9%)は複数の区分が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

平群町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。人口が大きく減る見通しの地域では、時間が経つほど条件は不利になりやすくなります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・奈良県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。