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名古屋市天白区(愛知県)の空き家率

愛知県名古屋市天白区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.9%です。 空き家数は10,790戸、総住宅数は90,410戸です。

名古屋市天白区の空き家率(2023年)

11.9%

空き家 10,790戸 / 総住宅数 90,410戸

全国平均より 1.9pt 低い名古屋市16区中 12位(高い順)

名古屋市天白区の空き家データ

空き家率
11.9%
空き家数
10,790戸
総住宅数
90,410戸
全国平均(13.8%)との差
-1.9ポイント
名古屋市の空き家率(13.2%)との差
-1.3ポイント
名古屋市内の順位(高い順)
12位 / 16区
全国の行政区での順位(高い順)
88位 / 175区
愛知県の空き家率(11.8%)との差
+0.1ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による名古屋市天白区の空き家10,790戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
4,210戸
賃貸用の空き家
6,290戸
売却用の空き家
230戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

名古屋市天白区の空き家10,790戸のうち6,290戸、全体の58.3%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。別荘等はほとんど計上されていません。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の60.4%で、動いている住宅が多数派です。実数では4,210戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、面での取り組みが前提になる量です。総住宅数は90,410戸で、空き家率1ポイントは904戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

名古屋市天白区の空き家10,790戸のうち、腐朽・破損があるものは1,280戸で、空き家全体の11.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,280戸
空き家数に占める割合
11.9%

傷みが出ている住宅は11.9%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。総住宅数に対しては1.4%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

名古屋市天白区の空き家率の推移(2008〜2023年)

名古屋市天白区の空き家率は2008年の10.2%から 2023年には11.9%へ、 15年間で+1.7ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛知県全体は+0.8ポイント動いています。

2013年の13.8%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+3.6ポイントで、その後の動きは−1.9ポイントです。2008年時点では10.2%と、低い部類にありました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
名古屋市天白区愛知県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.2%−2.9ポイント
2013年13.8%+3.6ポイント+0.3ポイント
2018年12.3%−1.5ポイント−1.3ポイント
2023年11.9%−0.4ポイント−1.9ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

名古屋市天白区の人口の見通し

名古屋市天白区の人口は、2024年の156,525人から2050年には149,490人(2024年比 −4.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

名古屋市天白区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

名古屋市・全国の行政区のなかでの位置づけ

名古屋市天白区の空き家率は11.9%で、名古屋市全体の13.2%より 1.3ポイント低くなっています。 名古屋市の16区のなかでは、空き家率が高い順で12位です。 名古屋市で空き家率が最も高いのは名古屋市中区(17.6%)、最も低いのは名古屋市緑区(7.9%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると88位(高いほうから約50%の位置)で、低い順では88位にあたります。 全国平均の13.8%とは1.9ポイント、愛知県全体の11.8%とは0.1ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

全体のちょうど中間あたりに位置します。同じ市の区と比べると低いほうに位置します。愛知県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。平均より1.9ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。全国平均をやや下回る水準で、極端な余剰ではありません。2050年の推計人口は2024年比−4.5%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

傷んだ住宅が11.9%にとどまるぶん、手入れされた家との差はつきにくくなります。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。10,790戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ広島県広島市西区(11.9%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

名古屋市天白区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。傷みのある住宅が少ないぶん、状態のよさは当たり前とみなされやすくなります。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。