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伊豆の国市(静岡県)の空き家率

静岡県伊豆の国市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で22.0%です。 空き家数は5,190戸、総住宅数は23,590戸です。

伊豆の国市の空き家率(2023年)

22.0%

空き家 5,190戸 / 総住宅数 23,590戸

全国平均より 8.2pt 高い全国 142位 / 1,059市区町村(高い順)

伊豆の国市の空き家データ

空き家率
22.0%
空き家数
5,190戸
総住宅数
23,590戸
全国平均(13.8%)との差
+8.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
142位 / 1,059市区町村
静岡県内の順位(高い順)
6位 / 29市区町村
静岡県の空き家率(16.7%)との差
+5.3ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による伊豆の国市の空き家5,190戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,990戸
賃貸用の空き家
2,450戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
690戸

伊豆の国市の空き家5,190戸では、賃貸用の空室が2,450戸(47.2%)と最も多い区分です。募集中の空室が目立つ一方で、行き先が決まっていない住宅も一定数あり、賃貸市場の状況と住宅の放置が混じった内訳になっています。別荘やセカンドハウスの比重が13.3%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。売却用は1.3%で、売り物件として出ている住宅は統計上ほとんどありません。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の38.3%で、ほかの区分と分け合う配分になります。22.0%という高い空き家率では、内訳を見ないと数字の意味を取り違えかねません。

腐朽・破損がある空き家

伊豆の国市の空き家5,190戸のうち、腐朽・破損があるものは1,110戸で、空き家全体の21.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,110戸
空き家数に占める割合
21.4%

21.4%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。総住宅数に対しては4.7%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。募集中の空室が多いぶんだけ、最低限の手入れがされた住宅の比率も高くなります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

伊豆の国市の空き家率の推移(2008〜2023年)

伊豆の国市の空き家率は2008年の25.2%から 2023年には22.0%へ、 15年間で−3.2ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、静岡県全体は+2.5ポイント動いています。

2018年の26.7%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。静岡県全体(+2.5ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。募集中の空室が多いぶん、アパートの新築や取り壊しでも率は動きます。22.0%という水準になると、住宅を増やすより減らす方向の議論が中心になります。

10%15%20%25%30%2008201320182023
伊豆の国市静岡県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年25.2%+12.1ポイント
2013年24.9%−0.3ポイント+11.4ポイント
2018年26.7%+1.8ポイント+13.1ポイント
2023年22.0%−4.7ポイント+8.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

伊豆の国市の人口の見通し

伊豆の国市の人口は、2024年の45,983人から2050年には33,651人(2024年比 −26.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

伊豆の国市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・静岡県内での位置づけ

伊豆の国市の空き家率は22.0%で、全国平均の13.8%より 8.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると142位(高いほうから約13%の位置)で、低い順では918位にあたります。

静岡県内では、29市区町村のうち空き家率が高い順で6位です。 静岡県全体の空き家率は16.7%で、伊豆の国市はこれより5.3ポイント高くなっています。 静岡県で空き家率が最も高いのは熱海市(53.4%)、最も低いのは藤枝市(9.9%)です。

高いほうから2割以内に位置し、全国的にも空き家が多い地域です。静岡県内では上位3分の1に入ります。全国平均を8.2ポイント引き離しており、住宅事情の違いは明確です。22.0%という水準は、住宅そのものが余っていることを前提に考える必要があります。住宅5戸に1戸が空き家という、かなり高い密度です。2050年の推計人口は2024年比−26.8%という減り方が見込まれています。

21.4%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。23,590戸の住宅を持つ自治体として、率と戸数のどちらで見るかで印象は変わります。全国の最高値からは遠く、上位の自治体とは水準が異なります。募集中の空室と行き先未定の住宅が併存する地域では、貸すか売るかで結果が分かれやすくなります。空き家率がほぼ同じ岐阜県山県市(22.0%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

伊豆の国市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

貸すか売るかで結果が分かれやすい地域なので、両方の試算を並べてから決めると失敗が減ります。住宅が大きく余っている地域では、複数の選択肢を同時に検討しておくほうが現実的です。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。人口減が見込まれる地域では、待つほど条件がよくなる場面は限られます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・静岡県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。