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焼津市(静岡県)の空き家率

静岡県焼津市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.6%です。 空き家数は7,630戸、総住宅数は60,500戸です。

焼津市の空き家率(2023年)

12.6%

空き家 7,630戸 / 総住宅数 60,500戸

全国平均より 1.2pt 低い全国 678位 / 1,059市区町村(高い順)

焼津市の空き家データ

空き家率
12.6%
空き家数
7,630戸
総住宅数
60,500戸
全国平均(13.8%)との差
-1.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
678位 / 1,059市区町村
静岡県内の順位(高い順)
24位 / 29市区町村
静岡県の空き家率(16.7%)との差
-4.1ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による焼津市の空き家7,630戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,300戸
賃貸用の空き家
4,000戸
売却用の空き家
250戸
二次的住宅(別荘等)
80戸

焼津市の空き家7,630戸のうち4,000戸、全体の52.4%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。保養目的の住宅は1.0%で、無視できる範囲です。実数では3,300戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、面での取り組みが前提になる量です。募集中の賃貸空室について見ると、借り手の選択肢はかなり多くなります。総住宅数は60,500戸で、空き家率1ポイントは605戸に相当します。率が1ポイント動けば数百戸規模の増減です。

腐朽・破損がある空き家

焼津市の空き家7,630戸のうち、腐朽・破損があるものは1,230戸で、空き家全体の16.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,230戸
空き家数に占める割合
16.1%

16.1%で傷みが確認されています。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。傷んだ空き家は実数で1,230戸あり、面的な対策が前提になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

焼津市の空き家率の推移(2008〜2023年)

焼津市の空き家率は2008年の9.5%から 2023年には12.6%へ、 15年間で+3.1ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、静岡県全体は+2.5ポイント動いています。

4回の調査すべてで前回を上回っており、途中で頭打ちになった時期がありません。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。2008年と比べた変化は+3.1ポイントで、住宅ストックの余り方が明らかに変わっています。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。12.6%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
焼津市静岡県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.5%−3.6ポイント
2013年11.8%+2.3ポイント−1.7ポイント
2018年12.2%+0.4ポイント−1.4ポイント
2023年12.6%+0.4ポイント−1.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

焼津市の人口の見通し

焼津市の人口は、2024年の135,294人から2050年には103,986人(2024年比 −23.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

焼津市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・静岡県内での位置づけ

焼津市の空き家率は12.6%で、全国平均の13.8%より 1.2ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると678位(高いほうから約64%の位置)で、低い順では382位にあたります。

静岡県内では、29市区町村のうち空き家率が高い順で24位です。 静岡県全体の空き家率は16.7%で、焼津市はこれより4.1ポイント低くなっています。 静岡県で空き家率が最も高いのは熱海市(53.4%)、最も低いのは藤枝市(9.9%)です。

低いほうから見れば約36%の位置で、平均をやや下回ります。静岡県内では低いほうから3分の1に入ります。県内で最も高い熱海市(53.4%)とは40.8ポイント離れています。静岡県全体より4.1ポイント低い水準です。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。2050年の推計人口は2024年比−23.1%という減り方が見込まれています。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。3,300戸という滞留は、地域の住宅市場の吸収力を超えかねない量です。60,500戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが605戸の重みを持ちます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ奈良県上牧町(12.6%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。一貫して上がってきた地域では、この流れが止まる材料があるかどうかが見どころです。

焼津市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口減が見込まれる地域では、待つほど条件がよくなる場面は限られます。60,500戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。流通が比較的活発な地域では、条件を整えれば動く可能性は残ります。行き先未定が4割を超える地域では、動かせる家から順に条件が決まっていきます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・静岡県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。