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磐田市(静岡県)の空き家率

静岡県磐田市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.7%です。 空き家数は7,840戸、総住宅数は73,360戸です。

磐田市の空き家率(2023年)

10.7%

空き家 7,840戸 / 総住宅数 73,360戸

全国平均より 3.1pt 低い全国 836位 / 1,059市区町村(高い順)

磐田市の空き家データ

空き家率
10.7%
空き家数
7,840戸
総住宅数
73,360戸
全国平均(13.8%)との差
-3.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
836位 / 1,059市区町村
静岡県内の順位(高い順)
28位 / 29市区町村
静岡県の空き家率(16.7%)との差
-6.0ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による磐田市の空き家7,840戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,710戸
賃貸用の空き家
4,470戸
売却用の空き家
520戸
二次的住宅(別荘等)
150戸

磐田市の空き家7,840戸のうち4,470戸、全体の57.0%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売却用は6.6%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の34.6%で、ほかの区分と分け合う配分になります。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の63.6%で、動いている住宅が多数派です。総住宅数は73,360戸で、空き家率1ポイントは734戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

磐田市の空き家7,840戸のうち、腐朽・破損があるものは1,110戸で、空き家全体の14.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,110戸
空き家数に占める割合
14.2%

14.2%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。総住宅数に対しては1.5%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

磐田市の空き家率の推移(2008〜2023年)

磐田市の空き家率は2008年の9.7%から 2023年には10.7%へ、 15年間で+1.0ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、静岡県全体は+2.5ポイント動いています。

2013年の14.3%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+4.6ポイントで、その後の動きは−3.6ポイントです。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は4.6ポイントで、変化は一気に進みました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの10.7%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
磐田市静岡県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.7%−3.4ポイント
2013年14.3%+4.6ポイント+0.8ポイント
2018年12.1%−2.2ポイント−1.5ポイント
2023年10.7%−1.4ポイント−3.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

磐田市の人口の見通し

磐田市の人口は、2024年の165,426人から2050年には135,644人(2024年比 −18.0%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

磐田市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・静岡県内での位置づけ

磐田市の空き家率は10.7%で、全国平均の13.8%より 3.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると836位(高いほうから約79%の位置)で、低い順では224位にあたります。

静岡県内では、29市区町村のうち空き家率が高い順で28位です。 静岡県全体の空き家率は16.7%で、磐田市はこれより6.0ポイント低くなっています。 静岡県で空き家率が最も高いのは熱海市(53.4%)、最も低いのは藤枝市(9.9%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。静岡県内では低いほうに位置します。静岡県全体(16.7%)と比べても6.0ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。全国平均を3.1ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−18.0%にとどまる見通しです。

都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。63.6%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ岩手県金ケ崎町(10.7%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

磐田市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・静岡県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。