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島田市(静岡県)の空き家率

静岡県島田市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.2%です。 空き家数は4,940戸、総住宅数は40,540戸です。

島田市の空き家率(2023年)

12.2%

空き家 4,940戸 / 総住宅数 40,540戸

全国平均より 1.6pt 低い全国 717位 / 1,059市区町村(高い順)

島田市の空き家データ

空き家率
12.2%
空き家数
4,940戸
総住宅数
40,540戸
全国平均(13.8%)との差
-1.6ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
717位 / 1,059市区町村
静岡県内の順位(高い順)
27位 / 29市区町村
静岡県の空き家率(16.7%)との差
-4.5ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による島田市の空き家4,940戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,760戸
賃貸用の空き家
1,880戸
売却用の空き家
150戸
二次的住宅(別荘等)
150戸

島田市の空き家4,940戸の内訳では「その他の空き家」が2,760戸(55.9%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。空き家の38.1%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の41.1%で、流通していない住宅のほうが多い構成です。全国平均を下回る空き家率のもとでは、内訳の形は将来の変化を読む材料という位置づけです。

腐朽・破損がある空き家

島田市の空き家4,940戸のうち、腐朽・破損があるものは650戸で、空き家全体の13.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
650戸
空き家数に占める割合
13.2%

13.2%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。総住宅数に対しては1.6%が傷んだ空き家にあたり、地区によっては目に入る比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

島田市の空き家率の推移(2008〜2023年)

島田市の空き家率は2008年の8.7%から 2023年には12.2%へ、 15年間で+3.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、静岡県全体は+2.5ポイント動いています。

前回調査からは0.7ポイント上がっており、増加の流れは続いています。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。出発点の8.7%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
島田市静岡県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年8.7%−4.4ポイント
2013年11.8%+3.1ポイント−1.7ポイント
2018年11.5%−0.3ポイント−2.1ポイント
2023年12.2%+0.7ポイント−1.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

島田市の人口の見通し

島田市の人口は、2024年の94,747人から2050年には71,821人(2024年比 −24.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

島田市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・静岡県内での位置づけ

島田市の空き家率は12.2%で、全国平均の13.8%より 1.6ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると717位(高いほうから約68%の位置)で、低い順では343位にあたります。

静岡県内では、29市区町村のうち空き家率が高い順で27位です。 静岡県全体の空き家率は16.7%で、島田市はこれより4.5ポイント低くなっています。 静岡県で空き家率が最も高いのは熱海市(53.4%)、最も低いのは藤枝市(9.9%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。静岡県内では低いほうに位置します。静岡県全体(16.7%)と比べても4.5ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。県内で最も高い熱海市(53.4%)とは41.2ポイント離れています。平均より1.6ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。2050年の推計人口は2024年比−24.2%という減り方が見込まれています。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。傷みのある住宅が一定数あるため、状態を保っているかどうかが比較の分かれ目になります。40,540戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが405戸の重みを持ちます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ山形県村山市(12.2%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

島田市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。一定数は傷んだ住宅があるため、点検して状態を示せると有利です。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。人口減が見込まれる地域では、待つほど条件がよくなる場面は限られます。40,540戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・静岡県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。