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神戸市中央区(兵庫県)の空き家率

兵庫県神戸市中央区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.2%です。 空き家数は14,090戸、総住宅数は106,370戸です。

神戸市中央区の空き家率(2023年)

13.2%

空き家 14,090戸 / 総住宅数 106,370戸

全国平均より 0.6pt 低い神戸市9区中 5位(高い順)

神戸市中央区の空き家データ

空き家率
13.2%
空き家数
14,090戸
総住宅数
106,370戸
全国平均(13.8%)との差
-0.6ポイント
神戸市の空き家率(13.9%)との差
-0.7ポイント
神戸市内の順位(高い順)
5位 / 9区
全国の行政区での順位(高い順)
68位 / 175区
兵庫県の空き家率(13.8%)との差
-0.6ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による神戸市中央区の空き家14,090戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
4,080戸
賃貸用の空き家
8,960戸
売却用の空き家
880戸
二次的住宅(別荘等)
180戸

神戸市中央区の空き家14,090戸のうち8,960戸、全体の63.6%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の29.0%で、内訳のなかでは控えめな比重です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の69.8%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。空き家の戸数としては、全国的にも突出した水準にあります。

腐朽・破損がある空き家

神戸市中央区の空き家14,090戸のうち、腐朽・破損があるものは1,700戸で、空き家全体の12.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,700戸
空き家数に占める割合
12.1%

傷みが出ている住宅は12.1%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。人口が増える見通しの地域では、傷んだ住宅も建て替えや売却で入れ替わる余地が残ります。傷んだ空き家は実数で1,700戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

神戸市中央区の空き家率の推移(2008〜2023年)

神戸市中央区の空き家率は2008年の14.7%から 2023年には13.2%へ、 15年間で−1.5ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、兵庫県全体は+0.5ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。2008年と比べた変化は−1.5ポイントで、当時より水準は下がっています。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は0.3ポイントで、変化は終始なだらかでした。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。13.2%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
神戸市中央区兵庫県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年14.7%+1.6ポイント
2013年14.2%−0.5ポイント+0.7ポイント
2018年12.9%−1.3ポイント−0.7ポイント
2023年13.2%+0.3ポイント−0.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

神戸市中央区の人口の見通し

神戸市中央区の人口は、2024年の140,761人から2050年には151,302人(2024年比 +7.5%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

神戸市中央区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

神戸市・全国の行政区のなかでの位置づけ

神戸市中央区の空き家率は13.2%で、神戸市全体の13.9%より 0.7ポイント低くなっています。 神戸市の9区のなかでは、空き家率が高い順で5位です。 神戸市で空き家率が最も高いのは神戸市兵庫区(24.7%)、最も低いのは神戸市東灘区(10.6%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると68位(高いほうから約39%の位置)で、低い順では108位にあたります。 全国平均の13.8%とは0.6ポイント、兵庫県全体の13.8%とは0.6ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

高いほうから約39%の位置にあり、平均をやや上回ります。市内の区のなかでは下位半分で、突出した水準ではありません。兵庫県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。兵庫県内で最も高い佐用町(31.4%)とは18.2ポイントの差があります。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。人口は2050年に向けて増える見通し(2024年比+7.5%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

14,090戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。69.8%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。傷んだ住宅が12.1%にとどまるぶん、手入れされた家との差はつきにくくなります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ京都府京都市上京区(13.2%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

神戸市中央区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。放置型が少数派の地域なら、周囲に似た事情の家はそれほど多くありません。傷みのある住宅が少ないぶん、状態のよさは当たり前とみなされやすくなります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・兵庫県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。