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川西市(兵庫県)の空き家率

兵庫県川西市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.8%です。 空き家数は8,550戸、総住宅数は72,360戸です。

川西市の空き家率(2023年)

11.8%

空き家 8,550戸 / 総住宅数 72,360戸

全国平均より 2.0pt 低い全国 744位 / 1,059市区町村(高い順)

川西市の空き家データ

空き家率
11.8%
空き家数
8,550戸
総住宅数
72,360戸
全国平均(13.8%)との差
-2.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
744位 / 1,059市区町村
兵庫県内の順位(高い順)
26位 / 37市区町村
兵庫県の空き家率(13.8%)との差
-2.0ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による川西市の空き家8,550戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
6,270戸
賃貸用の空き家
1,720戸
売却用の空き家
360戸
二次的住宅(別荘等)
190戸

川西市の空き家8,550戸のうち6,270戸、全体の73.3%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の20.1%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売りにも貸しにも出ていない住宅は、全国でも上位の量です。総住宅数は72,360戸で、空き家率1ポイントは724戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

川西市の空き家8,550戸のうち、腐朽・破損があるものは1,200戸で、空き家全体の14.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,200戸
空き家数に占める割合
14.0%

14.0%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。傷んだ空き家は実数で1,200戸あり、面的な対策が前提になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

川西市の空き家率の推移(2008〜2023年)

川西市の空き家率は2008年の11.2%から 2023年には11.8%へ、 15年間で+0.6ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、兵庫県全体は+0.5ポイント動いています。

2018年の12.1%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は0.8ポイントで、変化は終始なだらかでした。2008年と比べた変化は+0.6ポイントで、緩やかに上がっています。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
川西市兵庫県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.2%−1.9ポイント
2013年11.3%+0.1ポイント−2.2ポイント
2018年12.1%+0.8ポイント−1.5ポイント
2023年11.8%−0.3ポイント−2.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

川西市の人口の見通し

川西市の人口は、2024年の152,914人から2050年には119,770人(2024年比 −21.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

川西市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・兵庫県内での位置づけ

川西市の空き家率は11.8%で、全国平均の13.8%より 2.0ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると744位(高いほうから約70%の位置)で、低い順では316位にあたります。

兵庫県内では、37市区町村のうち空き家率が高い順で26位です。 兵庫県全体の空き家率は13.8%で、川西市はこれより2.0ポイント低くなっています。 兵庫県で空き家率が最も高いのは佐用町(31.4%)、最も低いのは稲美町(5.7%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。兵庫県内では低いほうから3分の1に入ります。平均より2.0ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。兵庫県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。全国平均をやや下回る水準で、極端な余剰ではありません。2050年の推計人口は2024年比−21.7%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

6,270戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。8,550戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ佐賀県みやき町(11.8%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

川西市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。行き先未定がほかの区分を大きく上回る環境では、買い手・借り手の側に強い選択権があります。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。一定数は傷んだ住宅があるため、点検して状態を示せると有利です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・兵庫県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。