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福崎町(兵庫県)の空き家率

兵庫県福崎町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.9%です。 空き家数は770戸、総住宅数は8,620戸です。

福崎町の空き家率(2023年)

8.9%

空き家 770戸 / 総住宅数 8,620戸

全国平均より 4.9pt 低い全国 945位 / 1,059市区町村(高い順)

福崎町の空き家データ

空き家率
8.9%
空き家数
770戸
総住宅数
8,620戸
全国平均(13.8%)との差
-4.9ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
945位 / 1,059市区町村
兵庫県内の順位(高い順)
35位 / 37市区町村
兵庫県の空き家率(13.8%)との差
-4.9ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による福崎町の空き家770戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
360戸
賃貸用の空き家
220戸
売却用の空き家
60戸
二次的住宅(別荘等)
120戸

福崎町の空き家770戸は、その他の空き家360戸・賃貸用220戸・売却用60戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。別荘やセカンドハウスの比重が15.6%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。空き家の28.6%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。売却用は7.8%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。総住宅数は8,620戸で、空き家率1ポイントは86戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

腐朽・破損がある空き家

福崎町の空き家770戸のうち、腐朽・破損があるものは140戸で、空き家全体の18.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
140戸
空き家数に占める割合
18.2%

18.2%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。傷んだ空き家は実数で140戸あり、個別に把握できる範囲です。区分が分散しているため、傷みの有無は建物の築年数や管理の状況によって分かれます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

福崎町の空き家率の推移(2008〜2023年)

福崎町の空き家率は2008年の8.4%から 2023年には8.9%へ、 15年間で+0.5ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、兵庫県全体は+0.5ポイント動いています。

2018年の12.7%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。出発点の8.4%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+3.3ポイントで、その後の動きは−2.8ポイントです。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
福崎町兵庫県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年8.4%−4.7ポイント
2013年11.7%+3.3ポイント−1.8ポイント
2018年12.7%+1.0ポイント−0.9ポイント
2023年8.9%−3.8ポイント−4.9ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

福崎町の人口の見通し

福崎町の人口は、2024年の18,573人から2050年には14,977人(2024年比 −19.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

福崎町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・兵庫県内での位置づけ

福崎町の空き家率は8.9%で、全国平均の13.8%より 4.9ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると945位(高いほうから約89%の位置)で、低い順では115位にあたります。

兵庫県内では、37市区町村のうち空き家率が高い順で35位です。 兵庫県全体の空き家率は13.8%で、福崎町はこれより4.9ポイント低くなっています。 兵庫県で空き家率が最も高いのは佐用町(31.4%)、最も低いのは稲美町(5.7%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。兵庫県内では低いほうに位置します。全国平均を4.9ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.9%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅11戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−19.4%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。770戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。行き先の決まっていない住宅は360戸で、動かす対象としてはまだ見通しの立つ量です。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ大阪府豊能町(8.9%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

福崎町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。市場に出ている住宅が半分に満たない地域では、動かせる家とそうでない家の差が出ます。傷んだ住宅が目立つ地域では、リフォームして貸すか現況で売るかの比較が要ります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・兵庫県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。