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伊丹市(兵庫県)の空き家率

兵庫県伊丹市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.5%です。 空き家数は8,630戸、総住宅数は91,220戸です。

伊丹市の空き家率(2023年)

9.5%

空き家 8,630戸 / 総住宅数 91,220戸

全国平均より 4.3pt 低い全国 918位 / 1,059市区町村(高い順)

伊丹市の空き家データ

空き家率
9.5%
空き家数
8,630戸
総住宅数
91,220戸
全国平均(13.8%)との差
-4.3ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
918位 / 1,059市区町村
兵庫県内の順位(高い順)
32位 / 37市区町村
兵庫県の空き家率(13.8%)との差
-4.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による伊丹市の空き家8,630戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
4,370戸
賃貸用の空き家
3,960戸
売却用の空き家
220戸
二次的住宅(別荘等)
80戸

伊丹市の空き家8,630戸の内訳では「その他の空き家」が4,370戸(50.6%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。保養目的の住宅は0.9%で、無視できる範囲です。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。売りにも貸しにも出ていない住宅は、面での取り組みが前提になる量です。総住宅数は91,220戸で、空き家率1ポイントは912戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

伊丹市の空き家8,630戸のうち、腐朽・破損があるものは640戸で、空き家全体の7.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
640戸
空き家数に占める割合
7.4%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.7%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

伊丹市の空き家率の推移(2008〜2023年)

伊丹市の空き家率は2008年の10.8%から 2023年には9.5%へ、 15年間で−1.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、兵庫県全体は+0.5ポイント動いています。

2013年の13.1%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−1.3ポイントで、当時より水準は下がっています。全国平均(+0.7ポイント)よりも緩やかな変化にとどまりました。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。いまの9.5%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
伊丹市兵庫県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.8%−2.3ポイント
2013年13.1%+2.3ポイント−0.4ポイント
2018年10.5%−2.6ポイント−3.1ポイント
2023年9.5%−1.0ポイント−4.3ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

伊丹市の人口の見通し

伊丹市の人口は、2024年の200,284人から2050年には175,060人(2024年比 −12.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

伊丹市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・兵庫県内での位置づけ

伊丹市の空き家率は9.5%で、全国平均の13.8%より 4.3ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると918位(高いほうから約87%の位置)で、低い順では142位にあたります。

兵庫県内では、37市区町村のうち空き家率が高い順で32位です。 兵庫県全体の空き家率は13.8%で、伊丹市はこれより4.3ポイント低くなっています。 兵庫県で空き家率が最も高いのは佐用町(31.4%)、最も低いのは稲美町(5.7%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。兵庫県内では低いほうに位置します。兵庫県全体(13.8%)と比べても4.3ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。全国平均を4.3ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−12.6%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。8,630戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ神奈川県大和市(9.5%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

伊丹市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・兵庫県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。