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札幌市東区(北海道)の空き家率

北海道札幌市東区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で14.4%です。 空き家数は21,830戸、総住宅数は151,460戸です。

札幌市東区の空き家率(2023年)

14.4%

空き家 21,830戸 / 総住宅数 151,460戸

全国平均より 0.6pt 高い札幌市10区中 3位(高い順)

札幌市東区の空き家データ

空き家率
14.4%
空き家数
21,830戸
総住宅数
151,460戸
全国平均(13.8%)との差
+0.6ポイント
札幌市の空き家率(13.8%)との差
+0.6ポイント
札幌市内の順位(高い順)
3位 / 10区
全国の行政区での順位(高い順)
47位 / 175区
北海道の空き家率(15.6%)との差
-1.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による札幌市東区の空き家21,830戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,390戸
賃貸用の空き家
17,110戸
売却用の空き家
850戸
二次的住宅(別荘等)
490戸

札幌市東区の空き家21,830戸のうち17,110戸、全体の78.4%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の15.5%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の82.3%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。総住宅数は151,460戸で、空き家率1ポイントは1,515戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

札幌市東区の空き家21,830戸のうち、腐朽・破損があるものは1,950戸で、空き家全体の8.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,950戸
空き家数に占める割合
8.9%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で1,950戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。総住宅数に対しては1.3%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

札幌市東区の空き家率の推移(2008〜2023年)

札幌市東区の空き家率は2008年の14.0%から 2023年には14.4%へ、 15年間で+0.4ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、北海道全体は+1.9ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.4ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは−0.8ポイントで、残りの期間で+1.2ポイント動きました。5年ごとの動きで最も大きかった上昇は3.4ポイントで、その時期に状況が変わりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
札幌市東区北海道平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年14.0%+0.9ポイント
2013年13.2%−0.8ポイント−0.3ポイント
2018年11.0%−2.2ポイント−2.6ポイント
2023年14.4%+3.4ポイント+0.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

札幌市東区の人口の見通し

札幌市東区の人口は、2024年の260,418人から2050年には239,347人(2024年比 −8.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

札幌市東区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

札幌市・全国の行政区のなかでの位置づけ

札幌市東区の空き家率は14.4%で、札幌市全体の13.8%より 0.6ポイント高くなっています。 札幌市の10区のなかでは、空き家率が高い順で3位です。 札幌市で空き家率が最も高いのは札幌市中央区(18.4%)、最も低いのは札幌市清田区(7.4%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると47位(高いほうから約27%の位置)で、低い順では129位にあたります。 全国平均の13.8%とは0.6ポイント、北海道全体の15.6%とは1.2ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。市内の区のなかでは上位3分の1です。北海道内で最も高い夕張市(39.4%)とは25.0ポイントの差があります。北海道全体をやや下回ります。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。2050年の推計人口は2024年比−8.1%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。21,830戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ熊本県熊本市西区(14.5%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

札幌市東区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・北海道内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。