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笛吹市(山梨県)の空き家率

山梨県笛吹市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で18.2%です。 空き家数は6,120戸、総住宅数は33,630戸です。

笛吹市の空き家率(2023年)

18.2%

空き家 6,120戸 / 総住宅数 33,630戸

全国平均より 4.4pt 高い全国 302位 / 1,059市区町村(高い順)

笛吹市の空き家データ

空き家率
18.2%
空き家数
6,120戸
総住宅数
33,630戸
全国平均(13.8%)との差
+4.4ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
302位 / 1,059市区町村
山梨県内の順位(高い順)
6位 / 15市区町村
山梨県の空き家率(20.4%)との差
-2.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による笛吹市の空き家6,120戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,150戸
賃貸用の空き家
2,550戸
売却用の空き家
100戸
二次的住宅(別荘等)
320戸

笛吹市の空き家6,120戸の内訳では「その他の空き家」が3,150戸(51.5%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。空き家の41.7%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。売却用は1.6%で、売買に出ている住宅は多くありません。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

腐朽・破損がある空き家

笛吹市の空き家6,120戸のうち、腐朽・破損があるものは1,400戸で、空き家全体の22.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,400戸
空き家数に占める割合
22.9%

22.9%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。傷んだ空き家は実数で1,400戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。総住宅数に対しては4.2%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

笛吹市の空き家率の推移(2008〜2023年)

笛吹市の空き家率は2008年の20.5%から 2023年には18.2%へ、 15年間で−2.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、山梨県全体は+0.2ポイント動いています。

2013年の25.7%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−2.3ポイントで、当時より水準は下がっています。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。18.2%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%15%20%25%30%2008201320182023
笛吹市山梨県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年20.5%+7.4ポイント
2013年25.7%+5.2ポイント+12.2ポイント
2018年20.9%−4.8ポイント+7.3ポイント
2023年18.2%−2.7ポイント+4.4ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

笛吹市の人口の見通し

笛吹市の人口は、2024年の66,857人から2050年には51,355人(2024年比 −23.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

笛吹市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・山梨県内での位置づけ

笛吹市の空き家率は18.2%で、全国平均の13.8%より 4.4ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると302位(高いほうから約29%の位置)で、低い順では758位にあたります。

山梨県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で6位です。 山梨県全体の空き家率は20.4%で、笛吹市はこれより2.2ポイント低くなっています。 山梨県で空き家率が最も高いのは北杜市(46.1%)、最も低いのは甲斐市(12.2%)です。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。山梨県内では6位で、上位半分に位置します。山梨県は、47都道府県のなかで空き家率の高いほうから4位です。県内で最も高い北杜市(46.1%)とは27.9ポイント離れています。全国平均との差は4.4ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。2050年の推計人口は2024年比−23.2%という減り方が見込まれています。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。22.9%の住宅が傷んでいる地域では、状態のよさそのものが強みになります。6,120戸の空き家は、市場での競合という意味でも無視できない量です。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ福岡県飯塚市(18.2%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

笛吹市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。傷んだ住宅が多い状況では、修繕費を回収できるかどうかが判断の軸になります。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。人口減が見込まれる地域では、待つほど条件がよくなる場面は限られます。この規模の自治体では、同じ条件の物件と比較されることを前提にしたほうが現実的です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・山梨県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。