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綾瀬市(神奈川県)の空き家率

神奈川県綾瀬市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.1%です。 空き家数は3,090戸、総住宅数は38,240戸です。

綾瀬市の空き家率(2023年)

8.1%

空き家 3,090戸 / 総住宅数 38,240戸

全国平均より 5.7pt 低い全国 993位 / 1,059市区町村(高い順)

綾瀬市の空き家データ

空き家率
8.1%
空き家数
3,090戸
総住宅数
38,240戸
全国平均(13.8%)との差
-5.7ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
993位 / 1,059市区町村
神奈川県内の順位(高い順)
25位 / 27市区町村
神奈川県の空き家率(9.8%)との差
-1.7ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による綾瀬市の空き家3,090戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,130戸
賃貸用の空き家
1,820戸
売却用の空き家
120戸
二次的住宅(別荘等)
10戸

綾瀬市の空き家3,090戸のうち1,820戸、全体の58.9%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。別荘等はほとんど計上されていません。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の62.8%で、動いている住宅が多数派です。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の36.6%で、ほかの区分と分け合う配分になります。空き家率8.1%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

腐朽・破損がある空き家

綾瀬市の空き家3,090戸のうち、腐朽・破損があるものは730戸で、空き家全体の23.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
730戸
空き家数に占める割合
23.6%

23.6%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。総住宅数に対しては1.9%が傷んだ空き家にあたり、地区によっては目に入る比率です。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

綾瀬市の空き家率の推移(2008〜2023年)

綾瀬市の空き家率は2008年の10.0%から 2023年には8.1%へ、 15年間で−1.9ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、神奈川県全体は−0.7ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。全国平均(+0.7ポイント)よりも緩やかな変化にとどまりました。2008年と比べた変化は−1.9ポイントで、当時より水準は下がっています。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
綾瀬市神奈川県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.0%−3.1ポイント
2013年8.0%−2.0ポイント−5.5ポイント
2018年7.7%−0.3ポイント−5.9ポイント
2023年8.1%+0.4ポイント−5.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

綾瀬市の人口の見通し

綾瀬市の人口は、2024年の83,952人から2050年には72,966人(2024年比 −13.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

綾瀬市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・神奈川県内での位置づけ

綾瀬市の空き家率は8.1%で、全国平均の13.8%より 5.7ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると993位(高いほうから約94%の位置)で、低い順では67位にあたります。

神奈川県内では、27市区町村のうち空き家率が高い順で25位です。 神奈川県全体の空き家率は9.8%で、綾瀬市はこれより1.7ポイント低くなっています。 神奈川県で空き家率が最も高いのは湯河原町(34.1%)、最も低いのは伊勢原市(7.0%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。神奈川県内では低いほうに位置します。全国平均を5.7ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.1%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−13.1%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

23.6%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。62.8%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ富山県立山町(8.1%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

綾瀬市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・神奈川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。