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大磯町(神奈川県)の空き家率

神奈川県大磯町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.6%です。 空き家数は2,150戸、総住宅数は15,790戸です。

大磯町の空き家率(2023年)

13.6%

空き家 2,150戸 / 総住宅数 15,790戸

全国平均より 0.2pt 低い全国 598位 / 1,059市区町村(高い順)

大磯町の空き家データ

空き家率
13.6%
空き家数
2,150戸
総住宅数
15,790戸
全国平均(13.8%)との差
-0.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
598位 / 1,059市区町村
神奈川県内の順位(高い順)
8位 / 27市区町村
神奈川県の空き家率(9.8%)との差
+3.8ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による大磯町の空き家2,150戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,130戸
賃貸用の空き家
690戸
売却用の空き家
60戸
二次的住宅(別荘等)
270戸

大磯町の空き家2,150戸の内訳では「その他の空き家」が1,130戸(52.6%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。別荘やセカンドハウスの比重が12.6%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。空き家の32.1%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。総住宅数は15,790戸で、空き家率1ポイントは158戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

大磯町の空き家2,150戸のうち、腐朽・破損があるものは190戸で、空き家全体の8.8%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
190戸
空き家数に占める割合
8.8%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で190戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては1.2%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

大磯町の空き家率の推移(2008〜2023年)

大磯町の空き家率は2008年の12.1%から 2023年には13.6%へ、 15年間で+1.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、神奈川県全体は−0.7ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。神奈川県全体(−0.7ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。全国平均の+0.7ポイントとほぼ並ぶ動き方です。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。13.6%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
大磯町神奈川県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年12.1%−1.0ポイント
2013年13.0%+0.9ポイント−0.5ポイント
2018年11.9%−1.1ポイント−1.7ポイント
2023年13.6%+1.7ポイント−0.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

大磯町の人口の見通し

大磯町の人口は、2024年の31,757人から2050年には26,091人(2024年比 −17.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

大磯町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・神奈川県内での位置づけ

大磯町の空き家率は13.6%で、全国平均の13.8%より 0.2ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると598位(高いほうから約56%の位置)で、低い順では462位にあたります。

神奈川県内では、27市区町村のうち空き家率が高い順で8位です。 神奈川県全体の空き家率は9.8%で、大磯町はこれより3.8ポイント高くなっています。 神奈川県で空き家率が最も高いのは湯河原町(34.1%)、最も低いのは伊勢原市(7.0%)です。

低いほうから見れば約44%の位置で、平均をやや下回ります。神奈川県内では上位3分の1に入ります。神奈川県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。神奈川県全体より3.8ポイント高くなっています。神奈川県内で最も高い水準とは20.5ポイントの開きがあり、同じ都道府県内でも幅が大きいことが分かります。2050年の推計人口は2024年比−17.8%にとどまる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。15,790戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。2,150戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ東京都清瀬市(13.6%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

大磯町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。市場に出ている住宅が半分に満たない地域では、動かせる家とそうでない家の差が出ます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・神奈川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。