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相模原市(神奈川県)の空き家率

神奈川県相模原市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.2%です。 空き家数は30,200戸、総住宅数は369,300戸です。

相模原市の空き家率(2023年)

8.2%

空き家 30,200戸 / 総住宅数 369,300戸

全国平均より 5.6pt 低い全国 988位 / 1,059市区町村(高い順)

相模原市の空き家データ

空き家率
8.2%
空き家数
30,200戸
総住宅数
369,300戸
全国平均(13.8%)との差
-5.6ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
988位 / 1,059市区町村
神奈川県内の順位(高い順)
24位 / 27市区町村
神奈川県の空き家率(9.8%)との差
-1.6ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による相模原市の空き家30,200戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
11,800戸
賃貸用の空き家
16,900戸
売却用の空き家
1,100戸
二次的住宅(別荘等)
400戸

相模原市の空き家30,200戸のうち16,900戸、全体の56.0%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。実数では11,800戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、全国でも上位の量です。募集中の賃貸空室について見ると、都市部ならではの規模です。保養目的の住宅は1.3%で、無視できる範囲です。総住宅数は369,300戸で、空き家率1ポイントは3,693戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

相模原市の空き家30,200戸のうち、腐朽・破損があるものは3,000戸で、空き家全体の9.9%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
3,000戸
空き家数に占める割合
9.9%

傷みが出ている住宅は9.9%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。傷んだ空き家は実数で3,000戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。総住宅数に対しては0.8%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

相模原市の行政区別 空き家率

相模原市の3区を空き家率が高い順に並べています。区名をクリックすると、その区の空き家率・空き家の内訳・空き家率の推移を確認できます。

空き家率空き家数総住宅数
相模原市緑区8.8%7,330戸83,570戸
相模原市中央区8.4%11,680戸139,080戸
相模原市南区7.6%11,170戸146,670戸

相模原市の空き家率の推移(2013〜2023年)

相模原市の空き家率は2013年の10.6%から 2023年には8.2%へ、 15年間で−2.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.3ポイント、神奈川県全体は−1.4ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より2.2ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。2013年と比べた変化は−2.4ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。全国平均(+0.3ポイント)よりも緩やかな変化にとどまりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%201320182023
相模原市神奈川県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2013年10.6%−2.9ポイント
2018年10.4%−0.2ポイント−3.2ポイント
2023年8.2%−2.2ポイント−5.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

相模原市の人口の見通し

相模原市の人口は、2024年の716,494人から2050年には647,739人(2024年比 −9.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

相模原市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・神奈川県内での位置づけ

相模原市の空き家率は8.2%で、全国平均の13.8%より 5.6ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると988位(高いほうから約93%の位置)で、低い順では72位にあたります。

神奈川県内では、27市区町村のうち空き家率が高い順で24位です。 神奈川県全体の空き家率は9.8%で、相模原市はこれより1.6ポイント低くなっています。 神奈川県で空き家率が最も高いのは湯河原町(34.1%)、最も低いのは伊勢原市(7.0%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。神奈川県内では低いほうに位置します。全国平均を5.6ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.2%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−9.6%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。30,200戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。11,800戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ埼玉県上尾市(8.2%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

相模原市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。傷みのある住宅が少ないぶん、状態のよさは当たり前とみなされやすくなります。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・神奈川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。