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伊勢原市(神奈川県)の空き家率

神奈川県伊勢原市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で7.0%です。 空き家数は3,880戸、総住宅数は55,710戸です。

伊勢原市の空き家率(2023年)

7.0%

空き家 3,880戸 / 総住宅数 55,710戸

全国平均より 6.8pt 低い全国 1026位 / 1,059市区町村(高い順)

伊勢原市の空き家データ

空き家率
7.0%
空き家数
3,880戸
総住宅数
55,710戸
全国平均(13.8%)との差
-6.8ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
1026位 / 1,059市区町村
神奈川県内の順位(高い順)
27位 / 27市区町村
神奈川県の空き家率(9.8%)との差
-2.8ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による伊勢原市の空き家3,880戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,330戸
賃貸用の空き家
2,450戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

伊勢原市の空き家3,880戸のうち2,450戸、全体の63.1%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。別荘等はほとんど計上されていません。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の34.3%で、ほかの区分と分け合う配分になります。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の64.9%で、動いている住宅が多数派です。空き家率7.0%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

腐朽・破損がある空き家

伊勢原市の空き家3,880戸のうち、腐朽・破損があるものは680戸で、空き家全体の17.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
680戸
空き家数に占める割合
17.5%

17.5%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。総住宅数に対しては1.2%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

伊勢原市の空き家率の推移(2008〜2023年)

伊勢原市の空き家率は2008年の11.2%から 2023年には7.0%へ、 15年間で−4.2ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、神奈川県全体は−0.7ポイント動いています。

2013年の14.3%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−4.2ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
伊勢原市神奈川県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.2%−1.9ポイント
2013年14.3%+3.1ポイント+0.8ポイント
2018年14.1%−0.2ポイント+0.5ポイント
2023年7.0%−7.1ポイント−6.8ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

伊勢原市の人口の見通し

伊勢原市の人口は、2024年の99,816人から2050年には87,248人(2024年比 −12.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

伊勢原市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・神奈川県内での位置づけ

伊勢原市の空き家率は7.0%で、全国平均の13.8%より 6.8ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると1026位(高いほうから約97%の位置)で、低い順では34位にあたります。

神奈川県内では、27市区町村のうち空き家率が高い順で27位です。 神奈川県全体の空き家率は9.8%で、伊勢原市はこれより2.8ポイント低くなっています。 神奈川県で空き家率が最も高いのは湯河原町(34.1%)、最も低いのは伊勢原市(7.0%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。神奈川県の27市区町村のなかでは、最も低い自治体です。全国平均を6.8ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。7.0%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅14戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−12.6%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

64.9%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。55,710戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが557戸の重みを持ちます。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ京都府久御山町(7.0%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

伊勢原市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・神奈川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。